特許
J-GLOBAL ID:200903084266700037

光ファイバ通信システムにおいて分布ラマン増幅を生じさせる縦続接続型励起システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 吉田 稔 ,  田中 達也 ,  福元 義和 ,  仙波 司 ,  塩谷 隆嗣 ,  古澤 寛 ,  筒井 雅人
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-509206
公開番号(公開出願番号):特表2004-502983
出願日: 2001年07月06日
公開日(公表日): 2004年01月29日
要約:
光ファイバ通信システムにおける分布ラマン増幅(DRA)のための励起方式を開示する。伝送される光信号のDRAに必要な波長の励起エネルギは、低パワー種光源と共に一次励起光源をファイバ内に発射することから結果的に生じる一連のn回(n≧1)のラマン変換を通して、一次励起光源から伝送ファイバ内で発生する。代替的に、種光源を反射手段に置換して、希望する種波長より1回のラマンシフトだけ低い波長でファイバ内の高パワーから結果的に生じる後方移動増幅自然ラマン散乱光をファイバ内に戻すことができる。したがって該ピークラマン利得は一次励起発射端末より少し離れて発生し、改善された増幅器ノイズ性能を導く。信号発射端末またはその近くの分布ラマン利得の大きさおよび/またはスペクトルプロファイルの動的制御も提供することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
光ファイバ通信スパンの伝送ファイバを励起して、前記ファイバスパンに沿って伝送される信号を増幅するために前記ファイバ内で分布ラマン利得を生じさせるためのシステムにおいて、 信号波長に対し分布ラマン利得を直接生じさせるために最終的に要求される励起波長λfl・・・λfkより短い波長λpl・・・λpiの1つまたはそれ以上の一次励起光源であって、前記1つまたはそれ以上の一次励起光源の該波長λpl・・・λpi前記伝送ファイバ内でのm回のラマンシフトに対応する量だけ前記波長λfl・・・λfkより短くなるように構成された前記一次励起光源と、 1つまたはそれ以上の二次種波長λsl・・・λsnの実質的により低いエネルギを提供する手段であって、n≧1であり、かつλpi<λsn≦λfkであり、前記1つまたはそれ以上の二次種波長λsl・・・λsnの集合が各々の最終的に要求される波長λfkを含み、m>1ならば前記二次種波長λsl・・・λsnの集合が各中間波長付近に少なくとも1つを含み、l=m-1,m-2・・・1であり、波長λlと最終的に要求される該波長λfl・・・λfkとの間の伝送ファイバでのラマンシフトの回数を表わすように構成された前記手段と、 前記1つまたはそれ以上の一次励起光源波長λpl・・・λpiのエネルギおよび前記1つまたはそれ以上の二次種波長λsl・・・λsnのエネルギを入力する結合手段と、を含むシステム。
IPC (3件):
G02F1/35 ,  H04B10/16 ,  H04B10/17
FI (2件):
G02F1/35 501 ,  H04B9/00 J
Fターム (13件):
2K002AA02 ,  2K002AB30 ,  2K002BA04 ,  2K002DA10 ,  2K002GA10 ,  2K002HA23 ,  5K102AA51 ,  5K102AA55 ,  5K102AA57 ,  5K102AD01 ,  5K102AD02 ,  5K102AK05 ,  5K102PH14
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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