特許
J-GLOBAL ID:200903084283586035

バックラッシねじれ軸系の2自由度トルク制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-007549
公開番号(公開出願番号):特開2001-195133
出願日: 2000年01月17日
公開日(公表日): 2001年07月19日
要約:
【要約】【課題】ギアと弾性軸を有する3慣性バックラッシねじれ軸系のトルク制御において、よい外乱抑制特性を維持すると同時に指令追従特性の向上を図る。【解決手段】トルク指令とトルクメータにより検出した軸トルクとの偏差を入力とするPID制御器と、モータトルクとモータ速度を入力とする外乱オブザーバと、該外乱オブザーバで推定したギアトルクを入力とするフィードバック比例補償器と、トルク指令を入力とするフィードフォワード比例補償器を備え、PID制御器の出力とフィードバック比例補償器の出力とフィードフォワード比例補償器の出力との和をモータトルクとして軸トルクを制御する手段をとり、PID制御器とフィードバック比例補償器によって外乱抑制特性を改善し、フィードフォワード比例補償器によって指令追従特性を改善する。
請求項(抜粋):
ギアと弾性軸を介して、電動機から負荷へ駆動トルクを伝達する3慣性バックラッシねじれ軸系において、トルク指令T*とトルクメータにより検出した軸トルクTcとの偏差ΔTを入力とするPID制御器(1)を設け、前記トルク指令T*を入力とするフィードフォワード比例補償器(2)を設け、更にモータトルクTmとモータ速度ωmを入力とする外乱オブザーバ(3)を設け、該外乱オブザーバで推定したギアトルクT^gを入力とするフィードバック比例補償器(4)を設け、前記PID制御器の出力と前記フィードフォワード比例補償器の出力と前記フィードバック比例補償器の出力との和を求め、その和を前記3慣性バックラッシねじれ軸系(5)のモータトルクTmとする2自由度トルク制御系を構成し、トルク制御系の外乱抑制特性から前記PID制御器の各ゲイン(Kp、Ki、Kd)と近似微分時定数(Td)および前記フィードバック比例補償器のゲイン(Kfb)と外乱オブザーバのフィルタ時定数(Tf)を決め、トルク制御系の指令追従特性から前記フィードフォワード比例補償器のゲイン(Kff)を決めることを特徴とする3慣性バックラッシねじれ軸系の2自由度トルク制御方法。
IPC (3件):
G05D 17/02 ,  G05B 11/32 ,  G05B 13/02
FI (3件):
G05D 17/02 ,  G05B 11/32 F ,  G05B 13/02 C
Fターム (21件):
5H004GA05 ,  5H004GA07 ,  5H004GA09 ,  5H004HA10 ,  5H004HB10 ,  5H004JB22 ,  5H004KB02 ,  5H004KB04 ,  5H004KB06 ,  5H004KB13 ,  5H004KB17 ,  5H004KB27 ,  5H004KB32 ,  5H004KC12 ,  5H004KC18 ,  5H004KC48 ,  5H004LA07 ,  5H004LA13 ,  5H004LA20 ,  9A001KK31 ,  9A001KK32
引用特許:
審査官引用 (3件)

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