特許
J-GLOBAL ID:200903084297146089

プロピレン共重合体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-108657
公開番号(公開出願番号):特開平10-298221
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【目的】 重合体が反応器へ付着するファウリングを伴わずに高分子量のプロピレン共重合体を粒子状で与えるプロピレン共重合体の製造方法を提供する。【構成】 [M1R1aR2bR3c(R4-L)d]-・[K]+ (1)で表されるイオン性化合物と微粒子状担体とを接触させて得られる助触媒成分(成分A)、メタロセン化合物(2)(成分B)、有機アルミニウム化合物(成分C)からなる触媒、および有機Li、有機Zn、有機Mgから選ばれる有機金属化合物(成分D)の存在下にプロピレンと炭素数4〜20のα-オレフィンを共重合するプロピレン共重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
一般式(1)【化1】 [M1(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d]-・[K]+ (1)(式中、M1はホウ素またはアルミニウムであり、R1、R2およびR3は、互いに同一でも異なってもよく、炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子であり、R4は炭素数1〜20のヘテロ原子を含んでいてもよい炭化水素基であり、Lはシリル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基またはアミノ基であり、a〜cは0または1〜3の整数、dは1〜4の整数で、かつa+b+c+d=4であり、Kは1価のカチオンである。)で示されるイオン性化合物(a-1)および微粒子状担体(a-2)を接触させて得られる助触媒成分(A)、一般式(2)【化2】(式中、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は、互いに同一でも異なってもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、フェノキシ基または炭素数1〜20の炭化水素基であり、M2、M3およびM4は、互いに同一でも異なってもよく、炭素原子、ケイ素原子、ゲルマニウム原子またはスズ原子であり、M5はチタン、ジルコニウム、ハフニウムまたはバナジウムであり、p、qおよびrは0または1〜2の整数で、かつ1≦p+q+r≦4であり、Q1およびQ2は、互いに同一でも異なってもよく、2位に置換基を有するインデニル基であって、少なくともいずれか一方は2位および4位に置換基を有し、X1およびX2は、互いに同一でも異なってもよく、ハロゲン原子、水素原子、アルコキシ基、フェノキシ基、アミド基または炭素数1〜30の炭化水素基である。)で示されるメタロセン化合物(B)、有機アルミニウム化合物(C)からなる触媒、および有機リチウム、有機亜鉛および有機マグネシウム化合物の中から選ばれる1以上の有機金属化合物(D)の存在下にプロピレンと炭素数4〜20のα-オレフィンを共重合することを特徴とするプロピレン共重合体の製造方法。
IPC (2件):
C08F 4/653 ,  C08F 10/06
FI (2件):
C08F 4/653 ,  C08F 10/06
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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