特許
J-GLOBAL ID:200903084323690558

内燃機関用制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-252824
公開番号(公開出願番号):特開平10-103460
出願日: 1996年09月25日
公開日(公表日): 1998年04月21日
要約:
【要約】【課題】変速機の切換えを行う過程でギアシフトスイッチが開放状態になったときにギア位置がニュートラル位置であると誤判定するのを防止すること。【解決手段】ギアシフトスイッチ1の出力端子Pと可動接点Mとの間の電圧をギア位置検出電圧発生回路2に入力してギア位置検出電圧Vg を得る。ギア位置検出電圧Vg をマイクロコンピュータ4に入力して判定用電圧と比較することにより、ギアシフトスイッチ1の可動接点Mが変速機のいずれかのシフト位置に対応する位置にあるのか、またはギアシフトスイッチが開放状態にあるのかを判別する。ギアシフトスイッチ1の開放状態の継続時間を計測して、開放状態の継続時間を設定値と比較し、開放状態の継続時間が設定値以上になったときに、変速機がニュートラル位置にあると判定する。
請求項(抜粋):
内燃機関と負荷との間に設けられていて、第1ないし第n(nは2以上の整数)のシフト位置とニュートラル位置とをギア位置として有する変速機の前記ギア位置を検出するギア位置検出手段と、前記ギア位置検出手段により検出されたギア位置を制御条件の1つとして前記内燃機関に付属する装置を制御する制御手段とを有する内燃機関用制御装置において、前記ギア位置検出手段は、前記変速機の第1ないし第nのシフト位置にそれぞれ対応する第1ないし第nのシフト位置検出用固定接点と、前記変速機のニュートラル位置に対応するニュートラル位置検出用固定接点と、前記変速機の第1ないし第nのシフト位置がそれぞれ選択されたときに前記第1ないし第nのシフト位置検出用固定接点に接触し、前記変速機がニュートラル位置にあるときに前記ニュートラル位置検出用固定接点に接触する可動接点と、前記第1ないし第nのシフト位置検出用固定接点にそれぞれ一端が接続された第1ないし第nの抵抗器と、前記第1ないし第nの抵抗器の他端が共通に接続された出力端子とを有して、前記第1ないし第nの抵抗器の抵抗値が互いに異なる値に設定されたギアシフトスイッチと、前記ギアシフトスイッチの出力端子に一端が接続された分圧用抵抗器と、前記分圧用抵抗器の他端と前記可動接点との間に一定の直流電圧を印加する直流電源と、前記ギアシフトスイッチの出力端子と可動接点との間に得られる検出電圧を判定用電圧と比較することにより選択されているギア位置を判別し、前記可動接点が第1ないし第nのシフト位置検出用固定接点のいずれにも接触していない状態を開放状態と判別するギア位置判別手段と、前記開放状態の継続時間を検出する開放状態継続時間検出手段と、前記開放状態継続時間検出手段により検出された開放状態の継続時間が設定値以上になったときに前記変速機のギア位置がニュートラル位置であると判別するニュートラル位置判別手段とを具備したことを特徴とする内燃機関用制御装置。
IPC (4件):
F16H 59/70 ,  F02D 29/00 ,  F02P 5/15 ,  F02P 11/04 301
FI (4件):
F16H 59/70 ,  F02D 29/00 C ,  F02P 11/04 301 A ,  F02P 5/15 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-057943

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