特許
J-GLOBAL ID:200903084339856499

車両用制動力制御装置における制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005982
公開番号(公開出願番号):特開平10-203334
出願日: 1997年01月17日
公開日(公表日): 1998年08月04日
要約:
【要約】【課題】マスタシリンダおよび車輪ブレーキ間に設けられる常開型電磁弁を含むブレーキ圧調整手段を備え、車輪のロック傾向判断結果に応じたアンチロックブレーキ制御が可能な車両用制動力制御装置において、制動力配分制御を行なうことを可能とした上で、故障時のアンチロックブレーキ制御および制動力配分制御の中止処理を合理的に行なう。【解決手段】複数の故障モードの識別を可能として故障を検知する機能を電子制御ユニットに備えさせるとともに、アンチロックブレーキ制御および制動力配分制御の実行をともに禁止する状態と、アンチロックブレーキ制御の実行を禁止するが制動力配分制御の実行を継続する状態とを、検知した故障モードに応じて電子制御ユニットで切換える。
請求項(抜粋):
前輪(WFL,WFR)および後輪(WRL,WRR)の回転速度をそれぞれ検出する前輪用および後輪用回転速度センサ(SFL,SFR;SRL,SRR)と;閉弁時にマスタシリンダ(M)から車輪ブレーキ(BFL,BFR,BRL,BRR)への液圧作用を阻止する常開型電磁弁(7F ,7R )を含むブレーキ圧調整手段(41 ,42 )と;各回転速度センサ(SFL,SFR,SRL,SRR)の検出値から得た車輪速度に基づく車輪のロック傾向判断結果に応じて前記ブレーキ圧調整手段(41 ,42 )の作動を制御して前記ロック傾向を解消するアンチロックブレーキ制御、ならびに前輪用および後輪用回転速度センサ(SFL,SFR;SRL,SRR)の検出値から得た前輪および後輪速度の比較結果に基づいて前輪(WFL,WFR)および後輪(WRL,WRR)にそれぞれ対応する前記常開型電磁弁(7F,7R )のうち少なくともいずれかの作動を制御して前、後の制動力配分を行なう制動力配分制御を実行し得る電子制御ユニット(6)と;を備える車両用制動力制御装置において、複数の故障モードの識別を可能として故障を検知する機能を電子制御ユニット(6)に備えさせるとともに、アンチロックブレーキ制御および制動力配分制御の実行をともに禁止する状態と、アンチロックブレーキ制御の実行を禁止するが制動力配分制御の実行を継続する状態とを、検知した故障モードに応じて電子制御ユニット(6)で切換えることを特徴とする車両用制動力制御装置における制御方法。
IPC (3件):
B60T 8/26 ,  B60T 8/32 ,  B60T 8/58
FI (3件):
B60T 8/26 H ,  B60T 8/32 ,  B60T 8/58 Z
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (7件)
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