特許
J-GLOBAL ID:200903084363281774

猛禽類異常挙動自動解析システム及びそれを用いた建設工事管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人共生国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-345969
公開番号(公開出願番号):特開2008-158745
出願日: 2006年12月22日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
【課題】 工事周辺の猛禽類の営巣を直接監視し、猛禽類の挙動を監視して、異常挙動を検出し、工事の影響によるものか、工事以外の影響によるものかを自動判定し、工事管理者に通知して、営巣放棄や繁殖失敗などの危機回避の対策を講じる情報を提供する。【解決手段】 猛禽類異常挙動自動解析システム100は、建設工事現場周辺の猛禽類営巣地に設置して営巣そのもの及びその周辺を監視する猛禽類営巣監視センサー1と、工事現場に設置し工事内容、騒音を監視する工事監視センサー2と、それらの監視センサーからの画像、音声信号を受信し、監視対象猛禽類の異常挙動をリアルタイムに解析し、異常挙動の原因を解析する異常解析コンピュータ10と、工事現場管理者の携帯端末機3と、建設環境管理者の携帯端末機4とから構成され、営巣している親鳥の異常挙動を分析し、直ちにその要因を解析して営巣放棄や繁殖中止の危機を回避することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
建設工事現場周辺の猛禽類営巣地に設置し、営巣そのもの及びその周辺を監視する猛禽類営巣監視センサーと、工事現場に設置し工事内容、騒音を監視する工事監視センサーと、それらの監視センサーからの画像、音声信号を受信し、監視対象猛禽類の異常挙動をリアルタイムに解析し、異常挙動の原因を解析する異常解析コンピュータと、工事現場管理者の携帯端末機と、建設環境管理者の携帯端末機とから構成し、 前記猛禽類営巣監視センサーは、猛禽類の営巣地を撮影可能な位置に設置されたWebカメラと、営巣に出入りする猛禽類を検知可能な位置に設置された赤外線センサーと、営巣及びその周囲での猛禽類の鳴声及び周囲雑音を収録可能な音感センサーと、各センサーからの入力信号を送信するデータ伝送装置とから構成され、 前記工事監視センサーは、工事現場と営巣地方向を見渡して撮影可能な位置に設置されたWebカメラと、工事現場で発生する工事音を収録可能な音感センサーと、各センサーからの入力信号を送信するデータ伝送装置とから構成され、 前記異常解析コンピュータは、監視センサーからの情報を受信する受信装置と、中央処理装置と、記憶装置と、インターネットと接続するブラウザとを備え、 前記中央処理装置は、猛禽類営巣監視センサー及び工事監視センサーからの監視データをデジタル化して記録する監視データ蓄積手段を備え、 さらに、監視データ入力信号を解析して親鳥の異常挙動を検出するため、親鳥が巣を離れた不在時間を計数する親鳥不在検出手段と、巣にいる親鳥の頭部の頻繁な動作を検出する親鳥挙動検出手段と、親鳥が発する鳴き声を判別する親鳥警戒音検出手段と、一定時間間隔内の出入回数を計数する親鳥出入頻度検出手段と、を備え、 猛禽類の挙動に関する事前調査により収集した異常挙動の判定データを異常判定データ設定手段により記録された異常挙動判定データとつき合わせて、異常挙動の検出を行い、 加えて、親鳥の異常挙動が検出された場合その要因を解析するため、巣周辺及び工事現場の音声記録を分析する騒音レベル異常検出手段と、巣周辺の音声記録から猛禽類の嫌忌周波数及び天敵音声を検出する異常周波数検出手段と、営巣周辺の天敵の形、色、サイズを検出する異常動体検出手段と、巣周辺林に接近する工事現場の車両、重機、構築物、作業員などの有無、変化を検出する空間占拠物検出手段と、を備え、
IPC (2件):
G08B 21/18 ,  A01K 45/00
FI (2件):
G08B21/18 ,  A01K45/00 Z
Fターム (10件):
5C086AA34 ,  5C086BA30 ,  5C086CA09 ,  5C086CA28 ,  5C086CB26 ,  5C086CB36 ,  5C086DA14 ,  5C086DA16 ,  5C086DA33 ,  5C086EA45
引用特許:
出願人引用 (1件)

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