特許
J-GLOBAL ID:200903084415107174

脱窒方法および脱窒装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳原 成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-176994
公開番号(公開出願番号):特開2002-361285
出願日: 2001年06月12日
公開日(公表日): 2002年12月17日
要約:
【要約】【課題】 アンモニアイオンを電子供与体、亜硝酸イオンを電子受容体とする独立栄養性脱窒微生物を用いて、低コストで、しかも高水質の処理水を安定して効率よく得ることができる脱窒方法および脱窒装置を提供する。【解決手段】 亜硝酸化槽1で原水11中のアンモニアイオンを亜硝酸イオンに酸化したのち独立栄養型脱窒槽3に送り、原水分注路22から原水を導入し、独立栄養性脱窒微生物により脱窒する。固液分離装置4の分離液および原水分注路32から原水を従属栄養型脱窒槽5に導入し、従属栄養性脱窒微生物により脱窒し、独立栄養型脱窒槽3の流出液中に残留している(亜)硝酸イオンを脱窒する。独立栄養型脱窒槽3の脱窒能が低下した場合は、バイパス流路7を利用してこの脱窒槽3における脱窒をバイパスし、従属栄養型脱窒槽5で脱窒を継続するとともに、独立栄養性脱窒微生物の脱窒能を回復させ、その後通常の処理に戻し、脱窒を継続する。
請求項(抜粋):
原水から窒素を生物学的脱窒処理により除去する脱窒方法において、アンモニアイオンを電子供与体、亜硝酸イオンを電子受容体とする独立栄養性脱窒微生物の作用により脱窒する独立栄養型脱窒工程と、有機物を電子供与体、亜硝酸イオンおよび/または硝酸イオンを電子受容体とする従属栄養性脱窒微生物の作用により脱窒する従属栄養型脱窒工程とを有する脱窒方法。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/34 ZAB
FI (2件):
C02F 3/34 101 A ,  C02F 3/34 ZAB
Fターム (4件):
4D040BB02 ,  4D040BB42 ,  4D040BB52 ,  4D040BB82
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 廃水の生物処理, 19800430, 初版, p.310-p.332

前のページに戻る