特許
J-GLOBAL ID:200903084450653947
物体内部残留応力検出方法及びコンピュータ可読媒体
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
遠山 勉 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-067509
公開番号(公開出願番号):特開平11-264777
出願日: 1998年03月17日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】 物体内部の真の残留応力値の近似値を算出することができる物体内部残留応力検出方法を、提供する。【解決手段】測定値入力部11は、検査対象物体の表面における注目点,及びその近傍点でのX線測定による残留応力実測値,及び、注目点を含む領域における素材除去後の注目点,及び上記近傍点でのX線測定による残留応力実測値の入力を、受け付ける。応力変化量計算部12は、上記近傍点での素材除去前における残留応力実測値と素材除去後における残留応力実測値との差分を算出する。荷重値設定部13,有限要素解析部14及び目的関数計算部15は、上記差分に応じた応力を発生させるために素材除去面に加えるべき荷重値を算出し、算出した荷重を加えたときに注目点に生ずべき応力値を算出する。内部応力推定部16は、算出された応力値に注目点での残留応力実測値を加算することによって、物体内部残留応力の近似値を推定する。
請求項(抜粋):
検査対象物体表面における注目点の近傍点での第1残留応力を実測する第1測定段階と、前記検査対象物体における前記注目点を含むが前記近傍点を含まない領域から素材を除去する素材除去段階と、この素材の除去によって前記検査対象物体に形成された素材除去面における前記注目点の直下の内部注目点での第2残留応力を実測するとともに前記近傍点での第3残留応力を実測する第2測定段階と、前記第1残留応力と前記第3残留応力との差分を算出する差分算出段階と、前記差分に相当する応力を前記近傍点に発生させるために前記素材除去面に加えるべき荷重値を推定する荷重値推定段階と、推定された荷重値を前記素材除去面に加えた時に前記内部注目点に生ずべき応力を推定する応力推定段階と、推定された応力を前記第2残留応力に加算する物体内部残留応力算出段階とからなることを特徴とする物体内部残留応力検出方法。
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