特許
J-GLOBAL ID:200903084514772791

電気作動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長瀬 成城
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-090927
公開番号(公開出願番号):特開平7-291120
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月07日
要約:
【要約】【目的】ブレーキ開放時にモータが過度に回転し過ぎた場合には、モータの慣性力による回転力がブレーキパッドに伝達出来ないようにして、常にブレーキパッドとブレーキディスクとの間のクリアランスを一定に保持できるようにする。【構成】 ブレーキぺダルが踏まれると、踏力センサからの信号により、モータMが作動し、クラッチ手段を介して回転力が可逆ネジシャフトに伝達され、ナットおよびピストンが一体となって左に移動し、弾性体を変形させながらピストンを押し出し、ディスクパッドをディスクに押圧し、ブレーキをかける。ブレーキを緩める時は、踏力信号によってモータMが逆転作動し、クラッチ手段を介して可逆ネジシャフト10を逆転する。ディスクパッド5の反力が無くなり、さらに、弾性体12の変形が元に戻ったところで、ピストン8が停止する。この時モータ等が慣性により更に回転した時には、クラッチが切れモータ側からの回転力が切断され、ピストン8の戻り過ぎを防止する。
請求項(抜粋):
ブレーキ装置のキャリパ4内に形成したシリンダ7と、該シリンダ7内に配置された摺動自在のピストン8と、前記ピストン8をディスク6に向けて往復動させる為の可逆ネジシャフト10と、該可逆ネジシャフト10を作動させるモータMと、該可逆ネジシャフト10とモータからの出力軸17との間に配置されたクラッチ14、15と、前記モータを制御する電子制御装置3とからなり、前記クラッチ14、15はブレーキ開放後のモータの回転力を前記可逆ネジシャフト10に伝達出来ないようにしたことを特徴とする電気作動ブレーキ装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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