特許
J-GLOBAL ID:200903084521575225

駆動制御装置、モジュール、および、複合モジュール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-257944
公開番号(公開出願番号):特開2000-092820
出願日: 1998年09月11日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 並列接続されたスイッチング素子の電流不均衡を高精度で解消する。【解決手段】 並列接続されたn(≧2)個のIGBTの主電流の検出値である電流センス電圧VCS1〜VCSnが、デジタル形式へ変換された後に、演算処理に供される。電流センス電圧VCS1〜VCSnが、定数G1〜Gn,VOFFSET1〜VOFFSETnを用いて、コレクタ電流I1〜Inへと換算された(ステップ103)後に、コレクタ電流I1〜Inの平均値IAVGからの偏差ΔI1〜ΔInが算出される(ステップ104,105)。偏差ΔI1〜ΔInに、係数Kijを乗じて得られる変化量ΔVD1〜ΔVDnだけ、駆動制御電圧VD1〜VDnが更新される(ステップ106,107)。駆動制御電圧VD1〜VDnは、アナログ形式へ変換された後、ゲート電圧VGEとしてn個のIGBTへ供給される。定数G1〜Gn,VOFFSET1〜VOFFSETn,Kijは、n個のスイッチング素子の各々ごとに、個別に作成される。
請求項(抜粋):
並列接続されたn(≧2)個のスイッチング素子に接続して使用され、前記n個のスイッチング素子のn個の主電流の検出値であるn個の電流検出信号にもとづいて、前記n個の主電流の大きさをそれぞれ制御するn個の制御信号を反復的に更新して、前記n個のスイッチング素子へと供給する駆動制御装置において、前記n個の電流検出信号を、アナログ形式からデジタル形式へと変換するA/D変換部と、デジタル形式の前記n個の電流検出信号にもとづいて、デジタル演算処理を実行することにより、前記n個の制御信号を算出する演算部と、前記演算部で算出された前記n個の制御信号を、デジタル形式からアナログ形式へと変換するD/A変換部と、を備え、前記演算部は、デジタル形式の前記n個の電流検出信号を前記n個の主電流へと、それぞれ換算する電流算出部と、前記電流算出部で換算された前記n個の主電流の平均値を算出し、前記n個の主電流の前記平均値からの差であるn個の電流偏差を算出する電流偏差算出部と、前記n個の電流偏差の各々が縮小する方向に前記n個の制御信号を更新する制御信号算出部と、を備える駆動制御装置。
IPC (3件):
H02M 1/08 ,  H03K 17/12 ,  H03K 17/693
FI (3件):
H02M 1/08 A ,  H03K 17/12 ,  H03K 17/693 E
Fターム (35件):
5H740BA11 ,  5H740BB02 ,  5H740BB09 ,  5H740JA01 ,  5H740JA23 ,  5H740JA25 ,  5H740JA28 ,  5H740JA29 ,  5H740MM11 ,  5H740MM18 ,  5J055AX11 ,  5J055BX16 ,  5J055CX07 ,  5J055CX19 ,  5J055DX04 ,  5J055DX09 ,  5J055DX22 ,  5J055DX73 ,  5J055EX07 ,  5J055EX11 ,  5J055EY01 ,  5J055EZ05 ,  5J055EZ07 ,  5J055EZ09 ,  5J055EZ24 ,  5J055EZ29 ,  5J055EZ30 ,  5J055EZ39 ,  5J055FX04 ,  5J055FX31 ,  5J055FX32 ,  5J055GX01 ,  5J055GX02 ,  5J055GX03 ,  5J055GX06
引用特許:
審査官引用 (1件)

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