特許
J-GLOBAL ID:200903084539888514

地震による地盤液状化防止工法およびこの工法に用いる施設

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 林 信之 ,  片寄 武彦 ,  森 俊秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-269624
公開番号(公開出願番号):特開2004-107931
出願日: 2002年09月17日
公開日(公表日): 2004年04月08日
要約:
【課題】地盤沈下を引き起こすことのない施工コストが安価で且つ安全な液状化防止工法を提供すること。【解決手段】液状化防止工法の対象であるゆる詰めの砂等の層の下部に圧密沈下しやすい中間軟弱粘性土層が存在する地域における地震による地盤液状化防止工法において、ゆる詰めの砂等の層から地下水を汲み出すことにより地下水位を一時的に低下させ、ゆる詰めの砂等の層を曝気した後、ゆる詰めの砂等の層にフライアッシュ等の微細鉱物質粉末適量を混入した水道水を水圧調整槽を通じて注水して地下水位を原水位まで復元させることにより、ゆる詰めの砂等の層の飽和度を地震時に液状化が発生しない程度まで低下させて、圧密沈下しやすい中間軟弱粘性土層の下部の砂又は砂礫の深部滞水層に、ゆる詰めの砂等の層から汲み出した地下水を加圧して注入し地下水位の低下に伴う地盤沈下を防止しすることを特徴とする地震による地盤液状化防止工法。【選択図】図2
請求項(抜粋):
液状化防止工法の対象であるゆる詰めの砂等の層の下部に圧密沈下しやすい中間軟弱粘性土層が存在する地域における地震による地盤液状化防止工法において、ゆる詰めの砂等の層から地下水を汲み上げることにより地下水位を一時的に低下させ、ゆる詰めの砂等の層を曝気した後、ゆる詰めの砂等の層にフライアッシュ等の微細鉱物質粉末適量を混入した水道水を水圧調整槽を通じて注水して地下水位を原水位まで復元させることにより無数の微小気泡をゆる詰めの砂等の層内に発生させ、ゆる詰めの砂等の層の飽和度(地層の粒子間空隙内における水の容積と空隙の全容積との比を%で表した値。)を地震時に液状化が発生しない程度まで低下させて液状化発生を防止すると共に、圧密沈下しやすい中間軟弱粘性土層の下部の砂又は砂礫の深部滞水層に、ゆる詰めの砂等の層から汲み上げた地下水及び別に造成する圧縮空気を加圧流体として注入して地下水位の低下に伴う地盤沈下を防止しすることを特徴とする地震による地盤液状化防止工法。
IPC (1件):
E02D3/10
FI (1件):
E02D3/10
Fターム (3件):
2D043CA04 ,  2D043CA05 ,  2D043EB02
引用特許:
審査官引用 (3件)

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