特許
J-GLOBAL ID:200903084542528219

挟み込み検知装置及びパワーウインドウ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-175113
公開番号(公開出願番号):特開平10-018699
出願日: 1996年07月04日
公開日(公表日): 1998年01月20日
要約:
【要約】【課題】 車両の窓ガラスと窓枠との間に人体等が挟まれたことを素早く検知でき、且つ、通常状態での誤検出を防止できる挟み込み検知装置を提供する。【解決手段】 スイッチ信号に応じて窓ガラスを開閉すると共に(S120〜S200)、窓ガラスの閉動作中に、窓枠に設けた感圧センサからのセンサ信号VS の値が第1判定値ThVS 以下になるか(S250:YES)、或いは、窓開閉用モータの駆動電流に応じた駆動電流信号VI の値が第2判定値ThVI 以上になると(S260:YES)、挟み込みが発生したと判断して窓ガラスの閉動作を止める(S270)パワーウインドウ装置にて、駆動電流信号VI の値が大きいほど、第1判定値ThVS を大きな値に設定し、センサ信号VS の値が小さいほど、第2判定値ThVI を小さな値に設定にする(S230,S240)。この結果、挟み込みが本当に生じた場合にだけ検知感度を上げることができる。
請求項(抜粋):
車両の窓ガラスを外部からのスイッチ情報に応じて開閉制御するパワーウインドウ装置に用いられ、前記窓ガラスと該窓ガラスが開閉される窓枠との間に異物が挟まれたことを検知する挟み込み検知装置であって、前記窓枠に加わる負荷に応じた電気信号を出力する第1の検出手段と、該第1の検出手段から出力される電気信号の値が第1の判定値に達したか否かを判定する第1の判定手段と、前記窓ガラスに加わる負荷に応じた電気信号を出力する第2の検出手段と、該第2の検出手段から出力される電気信号の値が第2の判定値に達したか否かを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定値を、前記第2の検出手段から出力される電気信号の値に応じて、該電気信号の値が前記窓ガラスに加わる負荷が大きいことを示す場合ほど、前記第1の判定手段が前記窓枠に負荷が加わった際に肯定判定し易くなるように設定する第1の設定手段と、前記第2の判定値を、前記第1の検出手段から出力される電気信号の値に応じて、該電気信号の値が前記窓枠に加わる負荷が大きいことを示す場合ほど、前記第2の判定手段が前記窓ガラスに負荷が加わった際に肯定判定し易くなるように設定する第2の設定手段と、前記第1の判定手段及び前記第2の判定手段の内の何れか一方によって肯定判定されると、前記窓ガラスと前記窓枠との間に異物が挟まれたと検知する検知手段と、を備えたことを特徴とする挟み込み検知装置。
IPC (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 ,  G01L 5/00
FI (3件):
E05F 15/10 ,  B60J 1/00 C ,  G01L 5/00 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)

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