特許

J-GLOBAL ID：200903084598432664

交換結合磁性材料を含む製品

発明者： アーンスト マイケル ギオルギイ ,  ジュリア マエ フィリップス ,  ユリ スズキ ,  ロバート ブルース ヴァン ドーヴァー
出願人/特許権者： ルーセント テクノロジーズ インコーポレーテッド
代理人 (1件)： 岡部 正夫 (外9名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-293062
公開番号（公開出願番号）：特開平9-186016
出願日： 1996年11月06日
公開日（公表日）： 1997年07月15日
要約：

【要約】【課題】 本発明は、交換結合磁性材料を含む製品を提供する。【解決手段】 本発明に従う製品は、たとえば磁気的に柔らかい酸化物層(たとえば82)と接触した磁気的に硬い酸化物層(たとえば81)を含み、後者中のスピンは室温において、前者中の(方向性のある)スピンに、交換結合する。たとえば、両方の材料がフェリ磁性スピネル型酸化物、たとえばCoFe2 O4 /(Mn,Zn)Fe2 O4 である。本発明に従う材料の組合せは、インダクタ(たとえば70)のような高周波回路要素中で有利に使用できる。なぜならば、磁気的に柔らかい層は、約500 Oeまでのかなりの強さの磁界に露出した後ですら、本質的に単一ドメイン状態でいられるからである。

請求項（抜粋）：

第1の磁性材料(たとえば81)及び第1の磁性材料と界面を有する第2の磁性材料(たとえば82)を含み、第1及び第2の磁性材料のそれぞれに付随して、スピン方向があり、第1及び第2の磁性材料は、室温を含む温度範囲で、界面に隣接した第2の磁性材料の少くとも一部では、スピンの方向は第1の磁性材料のスピン方向の関数である製品(たとえば70)において、第1及び第2の磁性材料のそれぞれは、金属酸化物磁性材料である、ことを特徴とする製品。

IPC (2件)：

H01F 10/20 ,  H01F 17/00

FI (2件)：

H01F 10/20 ,  H01F 17/00 B

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 磁気抵抗効果膜およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-334312   出願人：日本電気株式会社
• 特開平4-364007
  
• 特開昭60-189906
  
• 特開平3-052111