特許
J-GLOBAL ID:200903084600980445

撥水処理剤、撥水処理方法及び撥水処理物品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細井 勇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-225914
公開番号(公開出願番号):特開平9-053065
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 フルオロアルキルシランを1重量%以上含有する撥水処理剤は、余剰のフルオロアルキルシンランやその分解物が処理面に残留し、初期の接触角が著しく低下し、この物質を有機溶媒で除去する作業は煩雑であった。一方、フルオロアルキルシランを1重量%未満とすると上記の問題は一応解決でき、しかも経済的ではあるが、撥水処理剤の保存期間の経過とともに撥水効果やその耐久性が低下するという問題があった。【解決手段】 本発明の撥水処理剤は、フルオロアルキルシランの水混和性有機溶媒溶液よりなる第1液と、酸と水とを含む第2液とからなるものである。本発明の撥水処理方法は、上記処理剤をフルオロアルキルシランの濃度が0.01重量%以上、1重量%未満、水の濃度が0.05重量%以上、10重量%未満となり、且つ酸の濃度:X(ミリモル/kg)が下記一般式で示される範囲となるように第1液と第2液とを混合した後、被処理物表面に塗布するものである。【化1】(15÷n)≦X<(90÷n) (但し、nは酸の価数を示す。)
請求項(抜粋):
フルオロアルキルシランの水混和性有機溶媒溶液よりなる第1液と、酸と水とを含む第2液とからなることを特徴とする撥水処理剤。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 撥水処理剤
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-117547   出願人:日産自動車株式会社
  • エマルジョン組成物
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-164673   出願人:東芝シリコーン株式会社
  • 表面処理剤及びその使用方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-187536   出願人:松下電器産業株式会社

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