特許
J-GLOBAL ID:200903084643158870

建設機械の原動機の回転数制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-125709
公開番号(公開出願番号):特開平10-318013
出願日: 1997年05月15日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 運転者が誤って原動機の燃料を調整する燃料制御桿を燃料消費が最小となる位置に戻すのを忘れて主スイッチを切ってしまった場合であっても、原動機の始動時に原動機がいきなり高速回転して焼付きや損傷事故を起すことのない建設機械の原動機の回転数制御装置を提供する。【解決手段】 始動スイッチ7が投入され、原動機1が始動した時、制御装置5は燃料制御桿6により指示された調速機2が調整する原動機1の回転数が予め登録された抑制回転数よりも大きかった場合は歩進モーター3の回転により回動する調速腕21の指示値を抑制回転数に抑制し、復帰スイッチ8が押圧されると、調速腕21の指示値を燃料制御桿6により指示された回転数に戻すように制御する。
請求項(抜粋):
アクチュエーターに作動油を供給する油圧ポンプに連結され、これを駆動する原動機の回転数を増減調整する調速機と、該調速機が調整する回転数の値を設定する回転数設定手段と、該回転数設定手段により設定された回転数に従って前記調速機が調整する回転数の値を加減する回転数加減手段と、前記回転数設定手段により設定された回転数に基づいて前記回転数加減手段を制御して前記調速機の回転数を前記回転数設定手段により設定された値にさせる回転数制御手段と、前記原動機を始動させる始動手段とを有した建設機械の原動機の回転数制御装置において、前記始動手段が前記原動機を始動させた時、前記回転数設定手段により設定された回転数と予め登録された抑制回転数とを比較して、前者が後者より大きかった場合は前記回転数制御手段が前記回転数加減手段を制御する目標値となる回転数を前記回転数設定手段により設定された値より小さい前記抑制回転数に抑制する目標回転数抑制手段と、前記目標回転数抑制手段が前記回転数制御手段の目標回転数を抑制する動作を外部入力により解除する抑制解除手段とを有したことを特徴とする建設機械の原動機の回転数制御装置。
IPC (2件):
F02D 29/04 ,  E02F 9/20
FI (2件):
F02D 29/04 G ,  E02F 9/20 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

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