特許
J-GLOBAL ID:200903084692181187

送受信分離型反射方式の超音波距離測定方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-104812
公開番号(公開出願番号):特開平11-295419
出願日: 1998年04月15日
公開日(公表日): 1999年10月29日
要約:
【要約】【課題】 測定距離を長くでき、測定精度を向上できる送受信分離型反射方式の超音波距離測定装置を提供する。【解決手段】 超音波送信機1における距離測定演算制御回路122は、送信用超音波センサ3の発振開始とともに計時を開始する。超音波センサ3から放射された超音波は距離測定対象物体7で反射されて受信用超音波センサ13で検出される。測距感度補正回路114は超音波センサ13からの信号を感度補正データに基づいて感度を補正する。感度補正データは測定対象物体の種類と測定距離に応じて事前に決定されている。感度補正回路114において感度補正された信号が検波回路118において検波される。距離測定演算制御回路122は検波信号が所定レベルを越えているとき計時を停止して超音波センサ3の励起の開始からの超音波センサ13で受信するまでの時間を測定し、測定した時間に基づいて測定対象物体7と超音波センサ3との距離を計算する。
請求項(抜粋):
送信用超音波センサから放射された超音波が距離測定対象物体から反射された超音波を受信用超音波センサで受信し、超音波の送信から超音波の受信までの時間を測定し、該計測時間から前記送信用超音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離測定対象物体までの距離を測定するとき、距離測定対象物体の種類および測定すべき距離に応じて感度補正を行う、送受信分離型反射方式の超音波距離測定方法であって、事前に、距離測定対象物体の種類ごとに、距離測定対象物体と送信用超音波センサまたは受信用超音波センサとの間の種々の距離について、送信用超音波センサから距離測定対象物体に超音波を照射したときの送信から受信までの時間を測定し、該測定時間から仮の距離を計算し、基準の反射超音波との振幅と比較して反射超音波の減衰特性を測定し、該減衰特性から超音波センサ感度補正データを作成し、実際の距離測定の前に距離測定対象物体の種別を設定し、前記送信用超音波センサを駆動して前記距離測定対象物体に向けて超音波信号を放射するともに計時を開始し、前記受信用超音波センサにおいて反射波を受信したとき前記計時を停止して前記送信用超音波センサの駆動から前記受信用超音波センサにおける反射波の受信までの時間を測定し、該測定時間に基づいて前記送信用超音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離測定対象物体までの仮の距離を算出し、該算出した仮の距離に対応しかつ前記設定された距離測定対象物体の種別に対応した前記受信用超音波センサ感度補正データを生成して受信用超音波信号感度補正部において感度補正を可能とし、再び前記送信用超音波センサを駆動して前記距離測定対象物体に向けて超音波信号を放射するともに計時を開始し、再び前記受信用超音波センサにおいて所定レベル以上の反射波を受信したとき前記計時を停止して前記送信用超音波センサの駆動から前記受信用超音波センサにおける反射波の受信までの時間を測定し、該測定時間に基づいて前記送信用超音波センサまたは前記受信用超音波センサから前記距離測定対象物体までの実際の距離を算出する送受信分離型反射方式の超音波距離測定方法。
IPC (4件):
G01S 15/42 ,  G01C 22/00 ,  G01S 7/529 ,  G01S 15/93
FI (4件):
G01S 15/42 ,  G01C 22/00 ,  G01S 7/52 K ,  G01S 15/93
引用特許:
審査官引用 (9件)
  • 軌道走行車両搭載型超音波検知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-322958   出願人:東日本旅客鉄道株式会社, 川崎重工業株式会社, 日本特殊陶業株式会社
  • 特開昭60-058572
  • 車両の衝突警報システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-273079   出願人:株式会社ホンダアクセス
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