特許
J-GLOBAL ID:200903084705608010
係留ドルフィンの疲労被害予測方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-346633
公開番号(公開出願番号):特開2005-114455
出願日: 2003年10月06日
公開日(公表日): 2005年04月28日
要約:
【課題】 係留ドルフィンの疲労被害予測をより正確に行なうことができる方法を提供する。 【解決手段】 本発明では、浮体及び係留ドルフィンの配置環境下における自然環境条件(波、潮流、風条件)を取り込み(ステップS1)、この自然環境条件に基づく環境外力が作用した際の浮体の運動状態について、非線形時系列シミュレーションを実施する(ステップS2)。次いで、この非線形時系列シミュレーションに応じて、浮体が係留ドルフィンから受ける係留反力時系列データを統計処理し、係留ドルフィン自体の受ける負荷についての頻度データを用意する(ステップS3)。次いで、S-N線図を取り込み(ステップS4)、ステップS3で得られた係留反力時系列データの統計処理結果から係留ドルフィン自体の受ける負荷(短期疲労被害の度合い)を計算し(ステップS5)、長期波浪頻度表に基づき長期波浪頻度を取り込む(ステップS6)。そして、短期疲労被害の度合いと長期波浪頻度から、係留ドルフィンの長期にわたる疲労被害を予測する(ステップS7)。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
液面上で浮体を係留する係留ドルフィンの疲労被害を予測する方法であって、
浮体及び係留ドルフィンの配置環境下における自然環境条件を取り込み(第1ステップ)、
この自然環境条件に基づく環境外力が作用した際の浮体の運動状態を予測し(第2ステップ)、
この運動状態に応じて浮体が係留ドルフィンから受ける係留反力を予測し(第3ステップ)、
この係留反力から係留ドルフィン自体の受ける負荷を予測し(第4ステップ)、
この係留ドルフィン自体の受ける負荷に基づき係留ドルフィン中の特定箇所の疲労度合いを予測し(第5ステップ)、
前記第2ステップ中の浮体の運動状態を、非線形時系列シミュレーションを用いて予測することを特徴とする係留ドルフィンの疲労被害予測方法。
IPC (3件):
G01M19/00
, B63B21/00
, E02B3/24
FI (3件):
G01M19/00 Z
, B63B21/00 B
, E02B3/24
Fターム (4件):
2G024AD34
, 2G024BA12
, 2G024CA11
, 2G024FA06
引用特許: