特許
J-GLOBAL ID:200903084748284936

光記録媒体用対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川野 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-309052
公開番号(公開出願番号):特開2002-117569
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【目的】 レンズの一方の面に中央部分とは高低差を有する輪帯部を設けることにより、特別な開口絞りを設けることなく、1つのレンズで、開口数および使用波長が互いに異なる2つの記録媒体に対して記録・再生し得るコンパクトで低廉な対物レンズを提供する。【構成】 対物レンズ8の一方の面に、波長λ1の光に対して干渉効果により光束の外周部の光量を見かけ上消失せしめ、波長λ2の光に対して該外周部の光量をそのまま保持せしめるように作用する輪帯部14を設ける。該輪帯部14は、該輪帯部14が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、該輪帯部14が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光とが所定の条件式を満足するような位相差を発生させる段差を有し、かつ段差境界位置の開口数が前記2つの開口数の間の値を有する。
請求項(抜粋):
情報の記録または再生がなされる際に、第1開口数および第1波長に対応する第1光記録媒体、ならびに第2開口数および第2波長に対応する第2光記録媒体に対して、前記使用光を各々所望の位置に収束させるための光記録媒体用対物レンズにおいて、前記対物レンズの一方の面に、一方の波長λ<SB>1</SB>の光に対しては干渉効果により光束の外周部の光量を見かけ上消失せしめ、他方の波長λ<SB>2</SB>の光に対しては該外周部の光量をそのまま保持せしめるように作用する輪帯部を設け、該輪帯部は、該輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、該輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光とが下記条件式(1)、(2)を満足するような位相差を発生させる段差を有し、かつ段差境界位置の開口数が前記第1および第2の開口数の間の値を有することを特徴とする光記録媒体用対物レンズ。Δ<SB>λ1</SB>=(2m+1)λ<SB>1</SB>/2+δ<SB>1</SB>・・・ (1)Δ<SB>λ2</SB>=nλ<SB>2</SB>+δ<SB>2</SB> ・・・ (2)ただし、Δ<SB>λ1</SB>:波長λ<SB>1</SB>において輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光との位相差Δ<SB>λ2</SB>:波長λ<SB>2</SB>において輪帯部が存在しないと仮定した場合に該輪帯部に相当する位置を通過する光と、輪帯部が存在する場合に該輪帯部の形成位置を通過する光との位相差m,n:整数δ<SB>1</SB>:|δ<SB>1</SB>|<0.2λ<SB>1</SB>δ<SB>2</SB>:|δ<SB>2</SB>|<0.2λ<SB>2</SB>
IPC (3件):
G11B 7/135 ,  G02B 13/00 ,  G02B 13/18
FI (3件):
G11B 7/135 A ,  G02B 13/00 ,  G02B 13/18
Fターム (20件):
2H087KA13 ,  2H087PA01 ,  2H087PA17 ,  2H087PB01 ,  2H087QA02 ,  2H087QA07 ,  2H087QA14 ,  2H087QA34 ,  2H087RA05 ,  2H087RA12 ,  2H087RA13 ,  2H087RA32 ,  5D119AA04 ,  5D119BA01 ,  5D119BB03 ,  5D119EC47 ,  5D119FA05 ,  5D119FA08 ,  5D119JA44 ,  5D119JB02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 光ヘッド
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-358839   出願人:松下電器産業株式会社

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