特許
J-GLOBAL ID:200903084749958159

微生物の濃縮精製装置及び濃縮精製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 榎本 英俊
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-238595
公開番号(公開出願番号):特開2009-065915
出願日: 2007年09月14日
公開日(公表日): 2009年04月02日
要約:
【課題】 免疫学的手法によらずに、微生物の生化学的性質に基づき、環境中の特定微生物をターゲットとした選択的な濃縮、精製を簡単に行うこと。【解決手段】 イオン交換能を有する物質からなる担体11と、この担体11が収容されるカラム13と、緩衝液のpHを経時的に上げながら緩衝液をカラム13に供給する緩衝液供給手段15と、カラム13から排出された緩衝液を経時的に所定量ずつ回収する緩衝液回収手段18とを備えて濃縮精製装置10が構成されている。この装置10は、緩衝液のpHの変化に伴う微生物の表面電荷の変化の状態が、微生物の種類によって相違する点を利用し、緩衝液のpHを経時的に変えることで、担体11に付着してから脱落する微生物の種類を時間毎に変えて当該微生物を回収することで、微生物の濃縮精製が行われる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
複数の微生物を含む微生物含有溶液が通過する流路と、当該流路に配置された担体と、前記微生物含有溶液が前記流路を通過した後で、前記流路に所定の緩衝液を供給する緩衝液供給手段と、前記流路を通過した前記緩衝液を回収する緩衝液回収手段とを備え、 前記担体は、表面が正又は負に帯電する物質により構成され、 前記緩衝液供給手段は、前記緩衝液のpHを経時的に変化させながら当該緩衝液を供給可能に設けられ、 前記緩衝液回収手段は、前記緩衝液を経時的に所定量ずつ回収可能に設けられていることを特徴とする微生物の濃縮精製装置。
IPC (2件):
C12M 1/26 ,  C12N 1/00
FI (2件):
C12M1/26 ,  C12N1/00 T
Fターム (29件):
4B029AA09 ,  4B029AA21 ,  4B029AA27 ,  4B029BB01 ,  4B029CC01 ,  4B029CC02 ,  4B029FA02 ,  4B029GB05 ,  4B029GB09 ,  4B029HA05 ,  4B029HA09 ,  4B029HA10 ,  4B065AA01X ,  4B065AA12X ,  4B065AA19X ,  4B065AA26X ,  4B065AA57X ,  4B065AA83X ,  4B065AA86X ,  4B065AA87X ,  4B065AC20 ,  4B065BA22 ,  4B065BB38 ,  4B065BC02 ,  4B065BC41 ,  4B065BC50 ,  4B065BD14 ,  4B065CA46 ,  4B065CA60
引用特許:
出願人引用 (2件)

前のページに戻る