特許
J-GLOBAL ID:200903084778000975
耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-078481
公開番号(公開出願番号):特開平9-268355
出願日: 1996年04月01日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】 強度、しごき加工性、塗装焼付け後のフランジ成形性に優れ、且つ耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板を製造する。【解決手段】 Mgを 0.8〜1.4wt%、Mnを 0.8〜1.4wt%、Feを 0.2〜0.6wt%、Siを0.1〜0.5wt%、Cuを 0.1〜0.3wt%含有し、さらに Ti0.005〜0.05wt% を単独で或いは B0.0001〜0.01wt% とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に、均質化処理、熱間粗圧延、熱間仕上圧延、焼鈍、冷間圧延、仕上焼鈍の諸工程をそれぞれ所定の条件で施す。【効果】 熱間仕上圧延後の熱延板は、立方体方位がより優先的に生じた集合組織となり、これを冷間圧延して得られるアルミニウム合金板は耳率の低いものとなる。
請求項(抜粋):
Mgを 0.8〜1.4wt%、Mnを 0.8〜1.4wt%、Feを 0.2〜0.6wt%、Siを 0.1〜0.5wt%、Cuを 0.1〜0.3wt%含有し、さらにTi 0.005〜0.05wt% を単独で或いはB 0.0001〜0.01wt% とともに含有し、残部がAlと不可避的不純物からなるアルミニウム合金鋳塊に、下記 (a)〜(d) の諸工程を順に施すことを特徴とする耳率の低いキャンボディ用アルミニウム合金板の製造方法。(a) 530〜630 °Cの温度で1時間以上加熱する均質化処理工程。(b)開始温度 580°C以下、終了温度 380〜460 °C、終了板厚12〜60mmの熱間粗圧延工程。(c)下記?@〜?Fの条件を満足する熱間仕上圧延工程。(d)圧延率60〜90%の冷間圧延工程。
IPC (3件):
C22F 1/04
, B21B 3/00
, C22C 21/06
FI (3件):
C22F 1/04 C
, B21B 3/00 J
, C22C 21/06
引用特許:
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