特許
J-GLOBAL ID:200903084831998452

ごみ焼却システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-010206
公開番号(公開出願番号):特開2000-205536
出願日: 1999年01月19日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】 ごみ焼却システムにおいて、スラグを流動砂またはショット球として用いることにより運転コストの低減を図る。【解決手段】 本発明のごみ焼却システムは、ごみを焼却する流動床焼却炉1と、流動床焼却炉1から排出される排ガスbから熱を回収するボイラ2と、排ガスb中に含まれる飛灰eを捕集するバグフィルタ5と、捕集した飛灰eを高温で溶融処理し溶融スラグfとして排出する灰溶融炉10と、溶融スラグfを除冷するベルトコンベア14と、除冷後のスラグgを粉砕する粉砕機19と、粉砕スラグを粒径別に選別する選別機20とを備えている。そして選別したスラグのうち、小粒径のスラグg1を流動砂として流動床焼却炉1へ、中粒径のスラグg2を付着灰を除去するためのショット球としてボイラ2へそれぞれ投入する。また、大粒径のスラグg3を粉砕機19へ戻し、再度、粉砕後に選別機20に送る。
請求項(抜粋):
ごみを焼却する流動床焼却炉と、ごみ焼却により前記流動床焼却炉から排出される排ガスから熱を回収する熱回収手段と、前記排ガス中に含まれる飛灰を捕集する飛灰捕集手段と、捕集した前記飛灰を高温で溶融処理し溶融スラグとして排出する灰溶融炉と、前記溶融スラグを除冷する除冷手段と、除冷後のスラグを粉砕する粉砕手段と、粉砕した前記スラグを粒径別に選別する選別手段と、前記選別手段で選別したスラグのうち、小粒径のスラグを流動砂として前記流動床焼却炉へ、中粒径のスラグを付着灰を除去するためのショット球として前記熱回収手段へそれぞれ投入するとともに、大粒径のスラグを前記粉砕手段へ戻す手段と、を備えたことを特徴とするごみ焼却システム。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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