特許
J-GLOBAL ID:200903084902090201

計算機ホログラムの作成方法およびホログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-383339
公開番号(公開出願番号):特開2003-186376
出願日: 2001年12月17日
公開日(公表日): 2003年07月04日
要約:
【要約】【課題】 複数の原画像が主従関係をもって観察されるようにする。【解決手段】 原画像11,12と、記録面20と、参照光Rと、を計算機上で定義し、各原画像上に、サンプルとなる多数の点光源P11-1,...,P12-1,...を定義する。個々の点光源から発せられる物体光について、それぞれ所定の広がり角を定義し、各原画像11,12上に定義された点光源から、所定の広がり角の制限下で発せられた物体光が記録面20上に到達する領域を、当該原画像11,12に対応する記録対象領域α11,α12と定める。記録対象領域に重複部分(ハッチング部分)が存在する場合、この重複部分を、主となる原画像に対応する記録対象領域の領土とする。領域α11内には、原画像11の情報のみを記録し、領域α12内には、原画像12の情報のみを記録する。再生時には、主となる原画像の境界部分が強調して観察される。
請求項(抜粋):
計算機を用いた演算により所定の記録面上に干渉縞を形成してなる計算機ホログラムを作成する方法であって、複数K個の原画像と、これら原画像を記録するための記録面と、この記録面に対して照射する参照光とを定義する段階と、前記各原画像上にそれぞれ多数のサンプル光源を定義する段階と、前記個々のサンプル光源から発せられる物体光について、それぞれ所定の広がり角を定義する段階と、1つの原画像上に定義されたすべてのサンプル光源から前記広がり角の制限の下で発せられた物体光が前記記録面上に到達する領域を、当該1つの原画像に対応する記録対象領域と定めることにより、前記K個の原画像のそれぞれに対応する記録対象領域を定義する段階と、複数の記録対象領域が前記記録面上で重複する場合に、これら複数の記録対象領域について優先度を設定し、重複する部分に関しては優先度の高い記録対象領域を優先させることにより、重複を解消する調整を行う段階と、前記記録面上に多数の演算点を定義し、各演算点のそれぞれについて、当該演算点が属する前記調整後の記録対象領域に対応する原画像上のサンプル光源から発せられた物体光と前記参照光とによって形成される干渉波の強度を演算により求める段階と、各演算点について求めた干渉波強度の分布からなる干渉縞を、前記K個の原画像についてのホログラムとして前記記録面上に形成する段階と、を有することを特徴とする計算機ホログラムの作成方法。
IPC (2件):
G03H 1/08 ,  G11B 7/0065
FI (2件):
G03H 1/08 ,  G11B 7/0065
Fターム (8件):
2K008AA00 ,  2K008AA13 ,  2K008FF07 ,  2K008FF17 ,  2K008FF27 ,  5D090BB20 ,  5D090CC01 ,  5D090FF09
引用特許:
審査官引用 (4件)
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