特許
J-GLOBAL ID:200903084940379991

車両用ドラムブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-052305
公開番号(公開出願番号):特開2000-346104
出願日: 2000年02月24日
公開日(公表日): 2000年12月12日
要約:
【要約】【課題】 摩擦係数の変動によるブレーキ力の変動が小さいドラムブレーキを提供する。【解決手段】 レバー5とアンカーレバー9とをストラット10にて連結させ、モータ14の駆動力に基づいてセカンダリシュー3がドラム1の回転伴って巻き込まれるように移動される際に、この移動方向に抗するように、セカンダリシュー3に荷重がかけられるようにする。これにより、モータ駆動力を、プライマリシュー2を移動させる力と、セカンダリシュー3に荷重をかける力に分散させることができる。このように、モータ駆動力を分散させることによって、分散された分、モータ駆動力の変動に対してプライマリシュー2を移動させる力の変動が小さくなるようにでき、摩擦係数の変動に応じたブレーキ力の変動を小さくすることができる。
請求項(抜粋):
車両の制動要求に応じた駆動力を発生させる駆動力発生手段(14)と、回動可能なドラム(1)の内周面に当接可能な第1の当接面(2a)を有し、前記駆動力発生手段が発生した駆動力に基づいて、前記第1の当接面が前記ドラムの内周面と当接するように移動される第1のシュー(2)と、前記ドラムの内周面に当接可能な第2の当接面(3a)を有し、前記第1のシューと連動して移動される第2のシュー(3)とを備えてなり、前記第1のシューの第1の当接面が前記ドラムの内周面に当接した際に、該第1のシューが前記ドラムの回転に伴って巻き込まれるように構成されていると共に、前記第2のシューを連動させて前記第2の当接面が前記ドラムの内周面に当接するように構成されており、さらに前記ドラムに当接した前記第2のシューが該ドラムの回転に伴って巻き込まれるように移動され、該巻き込みに基づくサーボ作用にてブレーキ力を発生させるように構成されたドラムブレーキ装置において、前記第2のシューが前記ドラムの回転に伴って巻き込まれるように移動される際に、当該移動方向に抗するように、前記第2のシューのアンカーに荷重をかける荷重発生手段(9、10)を備え、前記荷重発生手段は、前記駆動力発生手段が発生する駆動力に基づいて駆動され、前記駆動力発生手段が発生する駆動力を、前記第1のシューを移動させる力と、前記第2のシューに荷重をかける力とに分散させるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のドラムブレーキ装置。
IPC (3件):
F16D 51/50 ,  F16D 65/09 ,  F16D 65/27
FI (3件):
F16D 51/50 ,  F16D 65/09 H ,  F16D 65/27
引用特許:
出願人引用 (5件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る