特許
J-GLOBAL ID:200903084960410887

自動ブレーキ装置を備えたブレーキシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 健二 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-003860
公開番号(公開出願番号):特開平8-188133
出願日: 1995年01月13日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】【目的】通常ブレーキ作動時に自動ブレーキを確実に作動させるとともに、自動ブレーキ作動時に通常ブレーキを確実に作動させる。【構成】負圧倍力装置1の出力により第2ピストン9が左動しかつ第2バルブ31が閉じ、また第1ピストン8が左動しかつ第1バルブ22が閉じる。両ピストン8,9の更なる移動により上昇する第1および第2液室のMCY圧が各ホイールシリンダ(W/C)に供給され、通常ブレーキが作動する。またECU47により推力発生器3が作動して第3ピストン10を右動しかつ第1バルブ22を閉じ、また第1ピストン8が右動しかつ第2バルブ31が閉じて、発生する圧力がホイールシリンダに供給され、自動ブレーキが作動する。通常ブレーキ作動時に推力発生器3が作動すると自動ブレーキが作動し、また自動ブレーキ作動時にブレーキペダルを踏み込むと通常ブレーキが作動する。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、推力を発生する推力発生器と、この推力発生器を作動するための動力を供給制御する制御装置と、前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作により通常ブレーキ用マスタシリンダ圧を発生するとともに前記推力発生器の推力により自動ブレーキ用マスタシリンダ圧を発生するマスタシリンダと、前記各マスタシリンダ圧が供給されて車輪にブレーキをかけるためのブレーキ力を発生するブレーキシリンダと、ブレーキ液を貯えるリザーバとからなり、前記マスタシリンダは、軸方向の孔を有するハウジングと、このハウジングの軸方向の孔に液密にかつ摺動可能に配設されているとともに一端に入力される前記ブレーキ操作部材のブレーキ操作による出力によりその非作動位置からこの出力と同方向へ移動する通常ブレーキ用ピストンと、前記軸方向の孔に液密にかつ摺動可能に配設されているとともに一端に入力される前記推力発生器の推力によりその非作動位置からこの推力と同方向へ移動する自動ブレーキ用ピストンと、前記ハウジングに前記通常ブレーキ用ピストンと前記自動ブレーキ用ピストンとにより区画形成されるとともに前記ブレーキシリンダに連通しかつ前記通常ブレーキ用マスタシリンダ圧および前記自動ブレーキ用マスタシリンダ圧の少なくとも一方が発生される液室と、通常時開いて前記リザーバと前記液室とを連通しかつ前記通常ブレーキ用ピストンおよび前記自動ブレーキ用ピストンの少なくとも一方がそれぞれの非作動位置から移動したとき閉じて前記リザーバと前記液室とを遮断する常開の開閉弁とを備えていることを特徴とする自動ブレーキ装置を備えたブレーキシステム。
IPC (2件):
B60T 7/12 ,  B60T 11/20
引用特許:
審査官引用 (2件)

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