特許
J-GLOBAL ID:200903085005528853

インクジェット記録方法およびインクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 谷 義一 ,  阿部 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-110312
公開番号(公開出願番号):特開2004-351926
出願日: 2004年04月02日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】 インクと反応液をそれぞれ吐出する記録ヘッドが紙送り方向に配置された構成を用いて記録するインクジェット記録において、インクの高浸透性に起因してこれらヘッドの走査領域境界近傍に生じる白すじなどの色むらを低減する。【解決手段】 インクおよび反応液の各吐出口列によって走査を行うときの走査領域の幅は、反応液についてはA=(n-a)×p、各インクについてはB=n×pであり、各走査ごとに行われる用紙搬送の量は、反応液の走査領域幅に相当する、A=(n-a)×pとする。これにより、反応液が先に吐出される走査領域の幅は次の走査でインクを吐出する走査領域の幅よりC=a×pだけ小さくなり、この幅Cの領域に対しインクの吐出口列は2回の走査を行うとともに、この幅Cの領域についてインクの吐出データの間引き処理を行う。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
インクを吐出するインク吐出口列および該インクと反応する反応液を吐出する反応液吐出口列を記録媒体に対して走査させながら当該記録媒体にインクおよび反応液を吐出する走査ステップと、前記記録媒体を搬送する搬送ステップとを繰り返して記録を行うインクジェット記録方法であって、 前記走査ステップは、当該インク吐出口列の走査によりインクが吐出されるインク走査領域と当該反応液吐出口列の走査により反応液が吐出される反応液走査領域とを前記記録媒体の搬送方向に隣接させ、且つ前記インク走査領域と前記反応液走査領域のうち、記録媒体に対する浸透性が高い方の液体についての走査領域の搬送方向における幅が、前記浸透性が低い方の液体についての走査領域の幅よりも長くなるように、または前記浸透性が低い方の液体についての走査領域の幅と等しくなるように走査を行い、 前記搬送ステップは、前記浸透性が高い方の液体についての走査領域の幅よりも所定量短い幅に対応する量だけ、当該浸透性が低い方の液体の上に前記浸透性が高い方の液体が重ねて吐出される方向に記録媒体を搬送し、 少なくとも前記浸透性が高い方の液体について、当該走査領域のうち前記所定量の幅に対応する第1走査領域に対する吐出を2回の走査に分けて行い、当該第1走査領域以外の第2走査領域に対する吐出を1回の走査で行うことを特徴とするインクジェット記録方法。
IPC (1件):
B41J2/01
FI (1件):
B41J3/04 101Z
Fターム (9件):
2C056EA08 ,  2C056EC12 ,  2C056EC34 ,  2C056EC69 ,  2C056EC71 ,  2C056EC74 ,  2C056HA07 ,  2C056HA22 ,  2C056HA42
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (2件)

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