特許
J-GLOBAL ID:200903085024438792

車両の前後力検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-291473
公開番号(公開出願番号):特開平7-117668
出願日: 1993年10月28日
公開日(公表日): 1995年05月09日
要約:
【要約】【目的】 連結器を車両から取外して連結器と一緒に校正する必要がなく、大型の引張・圧縮試験機を用いずとも校正が可能で、安価に製作でき、連結器に作用する前後力を安定的に高精度に検出する。【構成】 連結ピン1の緩衝器側嵌合部1aには、緩衝器3が嵌合され、連結器側嵌合部1b,1cには、連結器2の基端が嵌合されている。連結器2と緩衝器3との間に互いに逆方向に引張力が作用すると、小径部1d,1eに互いに逆方向から座絞り穴H〜H4を穿設することによって形成された起歪部1f,1gは、せん断力を受けてせん断ひずみを生じる。この起歪部1f,1gの面は、連結器2の長手方向と平行になるようにして連結ピン1が連結器2に対し固定されているので、連結器2が方向を変えても、常に連結器2の長手方向に作用する引張力・圧縮力を検出する。
請求項(抜粋):
車両に連結ピンを介して取り付けられた連結器に作用する引張力および圧縮力を検出する車両の前後力検出装置において、上記連結ピンは、上記車両側の部材に嵌合される車両側嵌合部と上記連結器側に嵌合される連結器側嵌合部との間が小径に形成された少なくとも2つの小径部を有し且つ上記小径部には薄肉に形成された起歪部を有すると共に上記連結器の所定方向の角度変化に伴い共に一体的に回動するように上記連結器に固定され、上記連結ピンの上記起歪部にはひずみゲージが添着され、上記連結器に作用する引張力および圧縮力を、上記ひずみゲージの抵抗値に変換して検出し得るように構成したことを特徴とする車両の前後力検出装置。
IPC (2件):
B61G 7/00 ,  G01L 5/00

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