特許
J-GLOBAL ID:200903085057277883

スピンドルモータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高良 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-050065
公開番号(公開出願番号):特開平6-245427
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 スリーブ体と軸体との間の動圧ラジアル軸受部に十分に潤滑剤を行き渡らせることを容易に行い得ると共に、スリーブ体と軸体との間からの潤滑剤の漏出、及び軸体のうちスリーブ体から突出した部分に対する潤滑剤の付着が効果的に防止される。【構成】 スリーブ部材20を固定軸体12に外嵌する。スリーブ部材20の下方に突出した固定軸体12の下部を貫通孔10dに嵌合させる。上下ラジアル動圧軸受部36・38の間において、ラジアル滑部20a及びラジアル受部12bに、それぞれスリーブ側中間溝部20d及び軸体側中間溝部12cを対向させて設ける。ラジアル受部12bにおける下ラジアル動圧軸受部38の下方に、内表面に撥油処理が施された環状の軸体側潤滑剤流出防止溝12dを設ける。
請求項(抜粋):
略円筒面形状外周部を有してなる軸体と、その略円筒面形状外周部に外嵌された略円筒面形状内周部を有してなるスリーブ体とを備えてなり、軸体に対しスリーブ体が、潤滑剤を介して自在に相対回転し得るスピンドルモータであって、軸体の一端側に、スリーブ体の略円筒面形状内周部から突出した突出部を有し、軸体の略円筒面形状外周部のうちスリーブ体の略円筒面形状内周部に相対する部分に、内表面に撥油処理が施された環状の潤滑剤流出防止溝を有し、略円筒面形状外周部と略円筒面形状内周部との間隙部のうち、潤滑剤流出防止溝からみて突出部とは逆の側における少なくとも2個所に、軸体に対するスリーブ体の相対回転により、介装された潤滑剤に荷重支持圧を発生させるラジアル動圧軸受部を有し、ラジアル動圧軸受部同士の間において、略円筒面形状外周部及び略円筒面形状内周部に、それぞれ軸体側中間溝部及びスリーブ側中間溝部を向い合った状態で有することを特徴とするスピンドルモータ。
IPC (3件):
H02K 5/10 ,  F16C 17/02 ,  H02K 5/167
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-087918
  • スピンドルモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-351683   出願人:日本電産株式会社

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