特許
J-GLOBAL ID:200903085057334321

衛星航法受信システム及び監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-324908
公開番号(公開出願番号):特開2001-143200
出願日: 1999年11月16日
公開日(公表日): 2001年05月25日
要約:
【要約】【課題】 航空機の飛行コースが所定のコースから外れたにも拘らず、地上装置側の異常により保護レベルが実際より小さめに計算されてしまようような場合、航空機では異常を検知できなくなる可能性がある。【解決手段】 従来のインテグリティ監視と独立に、航空機の飛行フェーズ毎に送信機18の利得を変化させながら、障害物をサーチする機能を有する。すなわち、水平・垂直のアラームリミットを覆域とするバブル上の範囲で送信機18から空中線110を介して電波を放射し、その反射波を空中線110を介して受信機111で受信し、信号処理部112で反射波の乱れを検出する。これにより、現実の飛行経路近辺の障害物を検知することができる。この結果、従来の保護レベルに基づきインテグリティ監視結果とアラーム判定部114で統合され、より信頼度の高いアラームを発生することができる。
請求項(抜粋):
複数の航法衛星からの信号を複数の地上の監視局にて受信して得た処理データをネットワークを介して航法統制局に伝送し、該航法統制局により前記航法衛星に起因する誤差を処理してから送信された信号を静止衛星により受信して補正値を所定周波数の信号としてユーザへ送信し、該ユーザが前記静止衛星からの信号を受信して得た位置情報と、該ユーザ自身が算出したパラメータとから受信機処理部により保護レベルを算出し、この保護レベルが予め定められたアラームリミットを越えた時に異常を検知してアラームを送出する衛星航法受信システムにおいて、障害物を検知するために、水平及び垂直のアラームリミットを覆域とするバブル上の範囲で送信機から空中線を介して電波を送信し、前記障害物から反射した電波を前記空中線を介して受信機で受信する障害物検知手段と、前記ユーザの飛行フェーズ毎のアラームリミットに対応して前記送信機の利得を制御する制御手段と、前記障害物検知手段により障害物が検知されたときに、障害物検知信号を出力する信号処理手段と、前記信号処理手段から前記障害物検知信号が入力されたとき、又は前記受信機処理部からの保護レベルが前記アラームリミットを越えたときにアラームを発生するアラーム判定手段とを有することを特徴とする衛星航法受信システム。
IPC (3件):
G08G 5/04 ,  G01S 5/14 ,  B64D 45/00
FI (3件):
G08G 5/04 A ,  G01S 5/14 ,  B64D 45/00 A
Fターム (6件):
5H180AA26 ,  5H180BB04 ,  5H180FF05 ,  5J062BB03 ,  5J062CC07 ,  5J062DD05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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