特許
J-GLOBAL ID:200903085104475125

補正回路付き周波数シンセサイザ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石島 茂男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-279970
公開番号(公開出願番号):特開平11-103251
出願日: 1997年09月26日
公開日(公表日): 1999年04月13日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】リップル電流を正確に補償できる周波数シンセサイザを提供する。【解決手段】本発明の周波数シンセサイザ1では、チャージポンプ回路35が出力する制御信号に、補償回路37が出力する補償電流を重畳し、リップル電流をキャンセルする際、補正回路10から入力される基準電圧に従って、補償電流の電流量が変化するように構成されている。リップル電流の電流量はチャージポンプ回路35の出力電流量に比例するので、基準電圧の大きさが、出力電流量の変化に応じて変化するように構成しておくと、補償電流の電荷量が、リップル電流の電荷量の変化に追随し、正確にキャンセルできるようになる。リップル電流の生成が第1のコンデンサ46の充放電で行われている場合、基準電圧の生成を、出力電流で第2のコンデンサ23を充電又は放電させて行うと、容量変動の影響もなくなり、正確にキャンセルできるようになる。
請求項(抜粋):
外部出力信号を出力する発振器と、分周値を周期的に変化させながら前記外部出力信号を分周し、比較信号を生成する分周器と、入力された基準クロック信号の位相と前記比較信号の位相とを比較し、その位相差に応じてチャージポンプ回路に定電流の出力電流を流入又は流出させ、制御信号を生成する位相比較器とを有し、前記発振器は前記制御信号に基いて前記外部出力信号の周波数を変化させ、前記外部出力信号の周波数を、前記基準クロック信号の周波数の前記分周値の平均分周値倍した値にさせる周波数シンセサイザであって、前記制御信号に補償電流を重畳させ、前記制御信号に含まれるリップル電流をキャンセルさせる補償回路と、前記補償回路を制御し、前記補償電流の電流量を前記チャージポンプ回路の出力電流量の変化に追随させる補正回路とを有することを特徴とする周波数シンセサイザ。
IPC (2件):
H03L 7/093 ,  H03L 7/197
FI (2件):
H03L 7/08 E ,  H03L 7/18 A
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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