特許
J-GLOBAL ID:200903085133023462

チップ型サージアブソーバ及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-350123
公開番号(公開出願番号):特開2000-173743
出願日: 1998年12月09日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 放電室を有するマイクロギャップ式チップ型サージアブソーバを、接着用ガラスを用いることなく、従って熱膨張差に起因するクラックによる封止不良を防止して、また、焼結体の切断加工を行うことなく、容易に製造する。端子電極も容易かつ安価に形成する。【解決手段】 複数枚のセラミックグリーンシート11を薄板状に積層して各々、第1、第2、第3の積層シート12A,12B,12Cを得、第1の積層シート12Aに放電電極形成用の導電性膜14及び放電間隙用のマイクロギャップ14Aを形成し、第2の積層シート12Bに放電室形成用の複数の透孔13を形成し、これらの積層シート12A〜12Cを積層して積層体15とする。この積層体15を、切断してチップ17を得、このチップ17を封入ガス中で焼成した後、導電性膜14の表出端面に端子電極18を形成する。
請求項(抜粋):
積層配置された第1、第2及び第3の絶縁性基板と、該第2の絶縁性基板に厚み方向に貫通するように設けられた放電室形成用の透孔と、該第1の絶縁性基板の板面のうち、該第2の絶縁性基板に対面する板面に、放電間隙をあけて設けられた1対の放電電極と、該第1、第2及び第3の絶縁性基板の積層体の対向する1対の端面に設けられた端子電極とを備えてなるチップ型サージアブソーバであって、これらの第1、第2及び第3の絶縁性基板は焼結により一体化されており、前記放電間隙は、該第2の絶縁性基板の透孔によって形成される放電室に臨んでおり、前記1対の放電電極はそれぞれ前記1対の端面に表出するように設けられることにより、前記端子電極に導通しており、かつ、該放電室内が封入ガス雰囲気とされていることを特徴とするチップ型サージアブソーバ。
IPC (2件):
H01T 4/12 ,  H01T 4/10
FI (2件):
H01T 4/12 F ,  H01T 4/10 G
引用特許:
審査官引用 (3件)

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