特許
J-GLOBAL ID:200903085158645450

複軸センサからの特定信号パターン検出システム、複軸センサからの特定信号パターン検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 森 哲也 ,  内藤 嘉昭 ,  崔 秀▲てつ▼
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-066184
公開番号(公開出願番号):特開2007-241866
出願日: 2006年03月10日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
【課題】複軸センサから出力される複軸センサデータに基づいて、そのセンサを含む機器を携行している者のコンテキストを推定するための特定信号パターン特徴マップを作成する。【解決手段】複軸センサから得られる時系列の複軸センサデータにおける特徴的な信号パターンを検出するシステムにおいて、得られる複軸センサデータの中で検出したい特定信号パターンを辞書データとして獲得し、自己組織化アルゴリズムで学習させて得られる特定信号パターン特徴マップ及び特定信号パターン発火確率マップから辞書データの特定信号パターン基底センサデータを抽出する。抽出されたデータを各軸回りに回転させて生成した擬似データを自己組織化アルゴリズムで学習させ、特定信号パターン特徴マップ及び特定信号パターン発火確率マップを得る。両マップを用い、複軸センサから得られる時系列のデータから特定信号パターンを抽出する。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
複軸センサから得られる時系列の複軸センサデータにおいて検出したい複数の特定信号パターンを辞書データとして予め獲得するとともに、それらの特定信号パターンに識別ラベルを付与する識別ラベル付与手段と、(100a) 前記識別ラベル付与手段によって獲得された特定信号パターンを予め用意された時間窓に基づいて時間分割センサデータとして分割するデータ分割手段と、(100b) 前記データ分割手段によって得られた時間分割センサデータのノイズ除去ならびにデータの正規化することで正規化センサデータを生成する正規化センサデータ生成手段と、(100b) 前記正規化センサデータ生成手段によって得られた正規化センサデータを基底関数展開することで時空間解像度レベルごとに時空間分解センサデータを生成する時空間分解センサデータ生成手段と、(100c) 前記時空間分解センサデータ生成手段によって得られた時空間分解センサデータの振幅情報に基づいて時空間解像度レベルごとに時空間分解センサデータ情報エントロピーを算出するエントロピー算出手段と、(100d) 前記エントロピー算出手段によって時空間解像度レベルごとに算出された時空間分解センサデータ情報エントロピーの総和が最小になるように予め用意された評価基準に基づいて基底時空間分解センサデータを選択するデータ選択手段と、(100d) 前記データ選択手段によって選択された基底時空間分解センサデータの情報エントロピーに基づいてセンサデータ特徴ベクトルを生成するセンサデータ特徴ベクトル生成手段と、(100e) 前記センサデータ特徴ベクトル生成手段によって生成された複軸のセンサデータ特徴ベクトルを合成して複軸センサデータ特徴ベクトルを生成する複軸センサデータ特徴ベクトル生成手段と、(100e) 前記複軸センサデータ特徴ベクトル生成手段によって生成された複軸センサデータ特徴ベクトルを自己組織化アルゴリズムにより学習させることで自己組織化された特定信号パターン特徴マップを生成する特定信号パターン特徴マップ生成手段と、(100g) 前記特定信号パターン特徴マップ生成手段によって得られた特定信号パターン特徴マップに複軸センサデータ特徴ベクトルを入力した時に発火した特徴マップノードベクトルと複軸センサデータ特徴ベクトルとの類似度を算出する類似度算出手段と、(100h) 前記類似度算出手段によって得られた複軸センサデータ特徴ベクトルの分布統計量を算出する分布統計量算出手段と、(100f) 前記前記類似度算出手段及び前記分布統計量算出手段によって得られた複軸センサデータ特徴ベクトルの分布統計量ならびに発火した特徴マップノードベクトルと複軸センサデータ特徴ベクトルの類似度を算出する類似度算出手段と、(100f) 前記類似度算出手段によって得られた特定信号パターン特徴マップの各ノードごとに特定信号パターンが発火する確率を算出し特定信号パターン発火確率マップを生成する特定信号パターン発火確率マップ生成手段と、(100h) 前記特定信号パターン発火確率マップ生成手段によって得られた特定信号パターン発火確率マップのうち予め設定された閾値以上の確率を有するノードを基底特徴ノードベクトルとして抽出する基底特徴ノードベクトル抽出手段と、(100i) 前記基底特徴ノードベクトル抽出手段によって抽出された基底特徴ノードベクトルを発火させる基となった複軸センサデータ特徴ベクトルのうち、基底特徴ノードベクトルとの類似度が予め設定された閾値以上のものを基底複軸センサ特徴ベクトルとして抽出する基底複軸センサ特徴ベクトル抽出手段と、(100i) 前記基底複軸センサ特徴ベクトル抽出手段によって抽出された基底複軸センサ特徴ベクトルの基となった複軸の基底センサデータを抽出する基底センサデータ抽出手段と、(100j) を含むことを特徴とする特定信号パターン検出システム。
IPC (2件):
G06N 3/00 ,  G01P 15/18
FI (3件):
G06N3/00 560A ,  G01P15/00 K ,  G06N3/00 550E
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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