特許
J-GLOBAL ID:200903085214224314

波形等化回路

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-097983
公開番号(公開出願番号):特開平10-275422
出願日: 1997年03月31日
公開日(公表日): 1998年10月13日
要約:
【要約】【課題】 再生された信号の特性によって係数の収束が遅くなったり、判定誤りが増加することによって係数が発散することを防ぐ。【解決手段】 ディジタル情報信号の信号成分の相関を利用した最尤検出によって最も確からしいディジタル情報を仮判別する仮判別手段(B)と、これに基づく振幅誤差に応じた値を出力する誤差演算手段(C)と、ディジタル情報信号とその遅延信号とを夫々保持選択する保持選択手段(D)と、誤差演算手段(C)から出力した振幅誤差と保持選択手段(D)から出力した信号値とを乗算し、その結果に基づいてトランスバーサル型フィルタのタップ係数を更新する更新手段(21〜26,31〜40)とを備え、更新手段(21〜26,31〜40)は、伝送されたディジタル情報信号のレベルに基づいてタップ係数の更新を中断し、そのときの係数を保持することを特徴とする。
請求項(抜粋):
伝送されたディジタル情報信号に対して、その遅延出力を、夫々適応的に制御される複数のタップ係数による乗算によって重み付けして加算することによりこのディジタル情報信号の符号間干渉を抑圧するトランスバーサル型フィルタを用いた波形等化回路において、前記したディジタル情報信号の信号成分の相関を利用した最尤検出によって前記トランスバーサル型フィルタの出力から最も確からしいディジタル情報を仮判別する仮判別手段と、これに基づく振幅誤差に応じた値を出力する誤差演算手段と、前記ディジタル情報信号とその遅延信号とを夫々保持選択する保持選択手段と、前記誤差演算手段から出力した振幅誤差と前記保持選択手段から出力した信号値とを乗算し、その結果に基づいて前記トランスバーサル型フィルタのタップ係数を更新する更新手段とを備え、前記更新手段は、伝送されたディジタル情報信号のピークレベルに対して所定の割合で設定される閾値に基づいてタップ係数の更新を中断し、そのときの係数を保持することを特徴とする波形等化回路。
IPC (4件):
G11B 20/10 321 ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/00 601 ,  H04B 3/06
FI (4件):
G11B 20/10 321 A ,  H03H 15/00 ,  H03H 17/00 601 D ,  H04B 3/06 C
引用特許:
審査官引用 (1件)

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