特許
J-GLOBAL ID:200903085225512044

自動変速機の変速制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-345979
公開番号(公開出願番号):特開平10-181386
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 パワーオフ状態におけるアップシフトに際して、アクセルオフによるエンジンブレーキ感の増大及び入力回転数の落込みに伴う復帰ショックを防止して、変速フィーリングを向上する。【解決手段】 変速判断により、入力トルクTC を所定勾配(δTC1)でスイープダウンするように制御する。解放側油圧PB の低下を伴う変速制御開始により、入力側回転数NT が低下するが、回転変化率dNT が目標回転変化率(dNTE)になるように、エンジントルクがフィードバック制御される。その際、解放側油圧PB は、解放側摩擦係合要素がトルクを担持する直前の油圧PL に待機され、そして該アップシフト変速中にアクセルオンとなる場合、直ちに解放側油圧(PB )は上昇し、入力側回転数NT が変速前のギヤ比以上にならないようにフィードバック制御される。
請求項(抜粋):
エンジン出力軸と車輪との間に介在して、入力側の回転を複数の摩擦係合要素を断・接することにより伝動経路を切換えて出力側に出力する自動変速機構と、前記摩擦係合要素を断・接作動する油圧サーボへの油圧を切換える油圧回路と、を備え、前記エンジン出力軸から車輪側へトルクが伝達されないパワーオフ状態にあって、前記摩擦係合要素の1つを係合すると共に他の1つを解放して所定変速段へアップシフトしてなる、自動変速機の変速制御装置において、前記入力側の回転数を検出する入力回転数検出手段と、前記エンジンの出力トルクを操作するエンジン操作手段と、前記油圧サーボへの油圧を調圧する調圧手段と、前記パワーオフ状態におけるアップシフトに際して、変速中の前記入力側の回転変化が所定目標値になるように、エンジントルクをフィードバック制御するフィードバック制御手段を有するエンジン制御手段と、前記アップシフトに際して、解放側となる前記他の1つの摩擦係合要素用油圧サーボの油圧を所定低圧に待機する解放油圧待機制御手段を有する油圧制御手段と、を備えることを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
IPC (6件):
B60K 41/06 ,  F02D 29/00 ,  F16H 61/08 ,  F16H 59:24 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:48
FI (3件):
B60K 41/06 ,  F02D 29/00 H ,  F16H 61/08
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 車両用自動変速機の変速制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-080480   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平4-129842
  • 特開平1-285428
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