特許
J-GLOBAL ID:200903085306632753

能動医療装置における改良された頻拍識別方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-292866
公開番号(公開出願番号):特開平10-155918
出願日: 1997年10月24日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】心房および/または心室内における細動除去および/または電気除細動および/または抗頻拍刺激治療の付加に使用する改良された頻拍識別法を備える細動除去器および/または電気除細動器等の型式の能動植込み医療装置である。心房および心室活動を監視し、監視された活動において疑われる頻拍状態を検査および確認し、RRインタバルの安定性および相関するPRインタバルの安定性を解析する。識別要素は検出した頻拍を心室頻拍と上心室頻拍との間で識別し、確認された心室頻拍が存在する際にショック治療の付加を許可し、または確認された上心室頻拍に応答してショック治療の付加を禁止する。識別要素は、さらに必要に応じて心房治療を開始させる。改良点は、不安定なRRインタバルが検出された場合に、頻拍の識別のために、RRインタバルのリズムの急加速の有無を判定し、必要に応じてこの加速の発生源(心房または心室)を判定することに関する。
請求項(抜粋):
衝撃治療を付加する手段と;心房および心室の活動性を監視する手段と;監視された活動性における頻拍状態の存在を懐疑する手段と;所定の解析期間内におけるRRインタバルの安定性および相関するPRインタバルの安定性を解析する手段と;検出された頻拍から心室頻拍と上心室頻拍との間の識別を行う手段と;選択的に(i)検出された心室頻拍の存在に応答して治療の付加を指令し、または(ii)検出された上心室頻拍の存在に応答して治療の付加を禁止する手段とからなり:RRインタバルリズムの急速な加速の存在を判定する手段と;検出された不安定なRRインタバルに応答して、加速の発生源であるチャンバを判定し、前記識別手段が検出された少なくとも一つの前記急加速および検出された前記発生源のチャンバに基づいて疑われている頻拍を識別する手段とからなる改良点を有する細動除去器/電気除細動器等の植込み医療装置。
IPC (3件):
A61N 1/39 ,  A61B 5/0402 ,  A61B 5/0452
FI (3件):
A61N 1/39 ,  A61B 5/04 310 M ,  A61B 5/04 312 U
引用特許:
審査官引用 (2件)

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