特許

J-GLOBAL ID：200903085307575346

強度,熱衝撃特性に優れたアルミニウム合金鋳物及びその製造方法

発明者： 甲藤 晴康 ,  堀川 宏 ,  鈴木 聡 ,  茂泉 健 ,  内田 志朗 ,  熊野 正彦
出願人/特許権者： 日本軽金属株式会社 ,  いすゞ自動車株式会社
代理人 (1件)： 小倉 亘
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-230448
公開番号（公開出願番号）：特開2002-047526
出願日： 2000年07月31日
公開日（公表日）： 2002年02月15日
要約：

【要約】【目的】 熱応力及び機械応力が繰返し加えられる環境下でも、疲労破壊を生じることなく耐久性に優れたアルミニウム合金鋳物を提供する。【構成】 このアルミニウム合金鋳物は、Si:7.0〜9.0%,Cu:1.5〜2.0%,Mg:0.3〜0.6%,Fe:0.15%以下,必要に応じTi:0.01〜0.25%,B:0.001〜0.05%,Sr:0.003〜0.03%の1種又は2種以上を含み、残部が実質的にAlであり、水素含有量が0.2cc/100g以下、デンドライトアームスペーシングが30μm以下に規制されている。所定組成のアルミニウム合金を冷却速度5°C/秒以上で鋳造した後、450°C以上の昇温速度を100°C/時以下に設定して530±10°Cまで加熱し、当該温度域に2〜10時間保持し、次いで冷却速度50°C/秒以上で冷却し、冷却後1時間以内に160〜200°Cに4〜12時間保持処理することにより製造される。

請求項（抜粋）：

Si:7.0〜9.0質量%,Cu:1.5〜2.0質量%,Mg:0.3〜0.6質量%,Fe:0.15質量%以下を含み、残部が実質的にAlの組成をもち、水素含有量が0.2cc/100g以下、デンドライトアームスペーシングが30μm以下であることを特徴とする強度,熱衝撃特性に優れたアルミニウム合金鋳物。

IPC (10件)：

C22C 21/02 ,  C22F 1/043 ,  F02F 1/24 ,  C22F 1/00 620 ,  C22F 1/00 630 ,  C22F 1/00 ,  C22F 1/00 640 ,  C22F 1/00 681 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00 692

FI (12件)：

C22C 21/02 ,  C22F 1/043 ,  F02F 1/24 L ,  C22F 1/00 620 ,  C22F 1/00 630 A ,  C22F 1/00 630 B ,  C22F 1/00 640 A ,  C22F 1/00 681 ,  C22F 1/00 691 A ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C ,  C22F 1/00 692 A

Fターム (4件)：

3G024AA01 ,  3G024DA02 ,  3G024GA01 ,  3G024HA07

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 熱疲労強度に優れるアルミニウム合金鋳物
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-058212   出願人：日立金属株式会社
• 高靭性アルミニウム溶湯鍛造部品及びその製造法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-142473   出願人：日本軽金属株式会社
• 鍛造用アルミニウム合金及びその熱処理
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-254358   出願人：日本軽金属株式会社, 株式会社日軽技研, 日産自動車株式会社
• 耐疲労特性に優れた合金
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-292448   出願人：株式会社豊田中央研究所

引用文献：

審査官引用 (1件)

• デンドライトアームスペーシング測定手順