特許
J-GLOBAL ID:200903085345210785

疲労亀裂計測方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 飯沼 義彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-210246
公開番号(公開出願番号):特開2002-022632
出願日: 2000年07月11日
公開日(公表日): 2002年01月23日
要約:
【要約】【課題】 疲労亀裂計測方法及び装置において、疲労亀裂伝播速度特性を高精度で評価することができるようにする。【解決手段】 疲労亀裂計測方法及び装置において、荷重混合モード下のコンプライアンス増加倍率と各コンプライアンス増加倍率に対応する疲労亀裂の深さとの関係を示す校正曲線を予め求めておき、与えられた試験片21について、ステッピングモータ16付きのボルト15等の引張り力調整手段により亀裂の深さが均一となるように引張り力を調整しつつ、荷重混合モード下における試験片21上の亀裂発生箇所21dの変位を変位計13により計測し、計測した変位に対応するコンプライアンス増加倍率を求め、求めたコンプライアンス増加倍率と上記校正曲線とに基づいて試験片21に生成した疲労亀裂の深さを推定する。
請求項(抜粋):
引張荷重と圧縮荷重と捩り荷重とが同時に複合し混合荷重として作用する荷重混合モード下において当該混合荷重が負荷された試験片に生成する疲労亀裂を計測する疲労亀裂計測方法であって、当該混合荷重により試験片に疲労亀裂を生成させ、上記試験片上の亀裂発生箇所の変位と上記混合荷重との比として求められるコンプライアンスを上記疲労亀裂の発生時から当該疲労亀裂の成長の過程を通して時系列的に求めることによって、試験を開始した直後のコンプライアンスである初期コンプライアンスに対するその後のコンプライアンスの倍率であるコンプライアンス増加倍率を求め、各コンプライアンス増加倍率と各コンプライアンス増加倍率に対応する疲労亀裂の深さとの関係を示す曲線を予め校正曲線として求めておき、与えられた試験片について、上記荷重混合モード下における当該与えられた試験片上の亀裂発生箇所の変位を計測し、計測した変位に対応するコンプライアンス増加倍率を求め、求めたコンプライアンス増加倍率と上記校正曲線とに基づいて当該与えられた試験片に生成した疲労亀裂の深さを推定することを特徴とする、疲労亀裂計測方法。
Fターム (7件):
2G061AA18 ,  2G061AB05 ,  2G061BA03 ,  2G061DA14 ,  2G061EA02 ,  2G061EA04 ,  2G061EB04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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