特許
J-GLOBAL ID:200903085378395624

複合化された高強度インプラント材料及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中井 宏行 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-321413
公開番号(公開出願番号):特開平11-226111
出願日: 1996年07月31日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】【解決手段】 ?@ 生体内分解吸収性の結晶性熱可塑性ポリマーマトリックス中に、0.2〜50μm径の生体内吸収性のバイオセラミックス粉体10〜60重量%を均一に分散させた成形体である複合化されたインプラント材料。?A 結晶化度を10〜70%にした成形体。?B 該マトリックスポリマーの結晶が二次成形により配向した配向成形体。?C配向成形体の結晶が、複数の基準軸に平行に配向している。?D 圧縮成形又は鍛造成形による加圧配向。?Eポリマーとバイオセラミックス粉体とが均一に分散した混合物を作り、溶融成形して予備成形体を造り、二次成形して塑性変形させて配向成形体とする製法。【効果】 皮質骨と同等以上の機械的強度を有し、剛性と靱性があって初期に破壊が起き難く、バイオセラミックスによる生体骨との結合、骨伝導、骨誘導および生体内での分解・吸収の性質が生かされて、硬組織が治癒するまでの期間は強度を維持するが、その後は徐々に分解して吸収される理想的な生体材料である。
請求項(抜粋):
生体内分解吸収性である結晶性の熱可塑性ポリマーマトリックス中に、その粒子又は粒子の集合塊の大きさが0.2〜50μmの生体内吸収性のバイオセラミックス粉体を実質的に均一に分散させ、且つその含有量を10〜60重量%にした成形体であることを特徴とする、複合化されたインプラント材料。
IPC (3件):
A61L 27/00 ,  A61B 17/58 ,  A61F 2/28
FI (3件):
A61L 27/00 F ,  A61B 17/58 ,  A61F 2/28
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-198553
  • 特表平4-500013
  • 特開昭62-224356
全件表示

前のページに戻る