特許
J-GLOBAL ID:200903085382530609

化学的マーキングまたはトレーシングを用いた物体または物質の認証方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小倉 正明
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-547744
公開番号(公開出願番号):特表2006-505033
出願日: 2003年10月29日
公開日(公表日): 2006年02月09日
要約:
本発明は、識別されるべき異なる物体または物質を認証する方法に関し、この方法は少なくとも2つの段階を備え、初期段階中、複数の化学的マーカーを選択し、マーカーの組み合わせを各物体または物質に割り当て、そして組み入れ、識別及び/または認証コード(ブロック2,11)を定め、すべての物体または物質を識別及び/または認証するデータまたはコードと、付属データとをメモリ内に記憶し、識別及び/また認証段階中、マーカーの存在または不在の特定の読み取ったコードを決定し(ブロック3,4)、読み取ったコードと、識別及び/または認証コードとを比較することにより物体または物質を識別する(ブロック6)分光測光分析を行う。本発明は、特に、偽造に対抗するためや、自動仕分けのためなどに適用可能である。
請求項(抜粋):
分光測光手段に結合されたコンピュータシステムを用いて異なる物体または物質を識別又は認証する方法であって、この方法が少なくとも初期段階と、識別及び認証段階を備え、 前記初期段階が、 - 光線の入射により励起され、互いに、かつ、組み入れ予定である物体及び物質に関して区別できる周波数スペクトルを有するエネルギー放射を生じる複数の化学的マーカーを選択する工程と、 - 各物体又は物質に、他のマーカーに割り当てられた組み合わせとは異なるマーカーの組み合わせを割り当て、その後、組み入れる工程と、 - 割り当てられた組み合わせ内における少なくとも前記マーカーの存在または不在から成るパラメータを用いて規定された、前記物体または前記物質に対する認証コードを決定する工程と、 - すべての前記物体または物質の前記認証コードと、これら物体またはこれら物質に対応する関連データとを前記コンピュータシステムのメモリ内に記憶する工程と、 - バーコードまたはこれに類する識別コードを前記物体または物質に割り当て、あるいは、この識別コードを、前記物体、前記物質、その容器及び/または包装と関連付ける工程と、 - 各物体に対する前記識別コードを前記システムの前記メモリ内に記憶する工程と、 - 前記識別コードと前記認証コードとの間で一致を規定する工程とを備え、 前記システムによる前記識別及び認証段階が、 - 前記物体と関連する前記識別コードを読み取ることにより前記物体または物質の理論的な識別を行う工程と、 - 前記パラメータ、特に、前記マーカーの存在または不在を検出するように前記物体または物質の少なくとも一部に分光測光分析を行い、前記物体または物質の前記認証コードを決定する工程と、 - 理論的な前記識別コードが前記認証コードに一致する場合、前記物体を認証する工程と、 - 一致が決定された場合、確認信号を発し、あるいは、前記認証コードが前記識別コードに一致しない場合、警報信号を発する工程と を備えることを特徴とする物体又は物質の認証及び識別方法。
IPC (1件):
G06K 7/12
FI (1件):
G06K7/12 A
Fターム (2件):
5B072CC32 ,  5B072DD02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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