特許
J-GLOBAL ID:200903085394900576

摩擦撹拌接合法の加熱装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-286381
公開番号(公開出願番号):特開2003-094175
出願日: 2001年09月20日
公開日(公表日): 2003年04月02日
要約:
【要約】【課題】 摩擦撹拌接合開始までの時間を短縮でき、加熱範囲及び加熱温度の制御性の向上、材質に拠らず、接合部位の割れ防止ができる摩擦撹拌接合の加熱装置を得る。【解決手段】 本発明の摩擦撹拌接合法の加熱装置は、加熱装置は接合部13上を移動するプローブ62の前方および後方にプローブ62と同時に移動する誘導加熱熱源4、8と、誘導加熱熱源4、8に電力を供給する電源12と、接合部13の温度を設定する温度設定手段40とを具備し、誘導加熱熱源4、8と被接合部材1、2の間に空隙を設け、接合時において電源12により誘導加熱熱源4、8が温度設定手段により設定された設定温度に加熱され、プローブ62の移動方向の前後の接合部13を誘導加熱熱源4、8により加熱する構成である。
請求項(抜粋):
前記被接合部材1、2の接合部13又はその近傍に回転する回転子60の先端から突出しているプローブ62を挿入し、前記プローブ62との接触部を摩擦熱にて軟化させ撹拌しながら、前記プローブ62を挿入状態で前記接合部13に沿って相対的に移動させることにより前記被接合部材1、2を接合する際、接合時に前記プローブ62の移動方向の前方部分を加熱しながら移動する加熱熱源を有する摩擦攪拌接合法の加熱装置において、前記加熱熱源は前記接合部13上を移動する前記プローブ62の前方および後方に前記プローブ62と同時に移動する誘導加熱熱源4、8と、前記誘導加熱熱源4、8に電力を供給する電源12と、前記接合部13の温度を設定する温度設定手段40とを具備し、前記誘導加熱熱源4、8と前記被接合部材1、2の間に空隙を設け、接合時において前記電源12により前記誘導加熱熱源4、8が前記温度設定手段により設定された前記設定温度に加熱され、前記プローブ62の前記移動方向の前方部分の前記接合部13を前記誘導加熱熱源4により加熱し、前記プローブ62の前記移動方向の後方部分の前記接合部13を前記誘導加熱熱源8により加熱することを特徴とする摩擦撹拌接合法の加熱装置。
IPC (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K 20/26
FI (2件):
B23K 20/12 310 ,  B23K 20/26
Fターム (5件):
4E067AA05 ,  4E067BG00 ,  4E067CA03 ,  4E067DC05 ,  4E067EC01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 摩擦攪拌接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-114111   出願人:昭和アルミニウム株式会社
  • 特開昭63-278676

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