特許
J-GLOBAL ID:200903085400707368

静圧形ノンコンタクトガスシール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三木 久巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-296341
公開番号(公開出願番号):特開2006-105365
出願日: 2004年10月08日
公開日(公表日): 2006年04月20日
要約:
【目的】 シールガスの密封端面間への供給が不測に停止した場合にも、密封端面同士が激しく衝突して密封端面が損傷,破損するようなことがなく、安全に使用することができる静圧形ノンコクタクトガスシールを提供する。【構成】 密封端面3a,4a間にシールガス通路5からシールガス6を供給することにより、静止密封環4に密封端面3a,4a間を開く方向に作用する開力を発生させる。シールケース1と静止密封環4との対向周面間に2つのOリング12,13により閉塞された環状空間たる背圧室25を形成して、この背圧室25にシールガス通路5に供給されるシールガス6を導入させることにより、静止密封環4に作用する背圧として前記開力とバランスする閉力を発生させる。閉力発生させる手段としてスプリングは使用しない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
筒状のシールケースと、回転部材に固定された回転密封環と、シールケースに回転密封環と対向する状態で軸線方向移動可能に保持された静止密封環と、シールケース及び静止密封環を貫通する一連のシールガス通路から両密封環の対向端面である密封端面間にシールガスを供給することにより、静止密封環に密封端面間を開く方向に作用する開力を発生させる開力発生手段と、静止密封環に密封端面間を閉じる方向に作用する閉力を発生させる閉力発生手段とを具備して、この開力と閉力とをバランスさせることにより、密封端面間を非接触状態に保持させるように構成された静圧形ノンコンタクトガスシールにおいて、 閉力発生手段が、スプリングを使用しないものであって、シールケースと静止密封環との対向周面間に2つのOリングにより閉塞された環状空間たる背圧室を形成し、この背圧室にシールガス通路に供給されるシールガスの一部又はシールガス通路を流動するシールガスの一部を導入させることにより、静止密封環に作用するシールガスによる背圧として前記閉力を発生させるように構成されたものであることを特徴とする静圧形ノンコンタクトガスシール。
IPC (1件):
F16J 15/34
FI (1件):
F16J15/34 C
Fターム (4件):
3J041AA02 ,  3J041AA06 ,  3J041BD01 ,  3J041DA05
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 非接触形メカニカルシール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-140970   出願人:日本ピラー工業株式会社, 信越化学工業株式会社, 株式会社前川製作所
審査官引用 (3件)
  • 特開昭60-219499
  • 軸封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-039621   出願人:日本ピラー工業株式会社
  • 特開平4-224373

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