特許
J-GLOBAL ID:200903085408618992

エネルギ吸収式中間シャフト

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-106672
公開番号(公開出願番号):特開平7-309241
出願日: 1994年05月20日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 十分なエネルギ吸収能力を確保しつつ、部品点数の低減と組立の容易化とを図る。又、厳密な寸法精度を要する事なく、耐久性を向上させる。【構成】 衝突に伴って軸方向に強い圧縮力が加わると、合成樹脂32、42が裂断し、シャフト26がチューブ25内に侵入し、ピン34に突き当たる。この状態で、前記チューブ25の一端縁と覆いチューブ27との突き合わせ部が、前記シャフト26の中間に形成した小断面積部39aの周囲に位置する。この結果、前記シャフト26が小断面積部39aで折れ曲がる。この小断面積部39aの外径寸法d39a を前記シャフト26の外径寸法D26の1/4〜1/2とする。又、長さ寸法L39a を、前記外径寸法d39a の2倍以上とする。
請求項(抜粋):
チューブと、このチューブに対する回転を不能として、チューブ内にこのチューブの一端開口の側から挿入されたシャフトと、このシャフトと前記チューブとの間に設けられ、軸方向に亙る強い力が加わった場合にのみ、前記シャフトとチューブとの軸方向に亙る変位を可能にする変位制限部とを備えたエネルギ吸収式中間シャフトに於いて、前記チューブの他端部に設けられ、前記シャフトのチューブ内への挿入量を制限するストッパ部と、前記シャフトの中間部で前記チューブから外れた部分に形成された、断面円形の小断面積部と、この小断面積部の周囲を覆う状態で、前記シャフトの周囲に軸方向に亙る変位のみ自在に設けられた補強部材とを備え、前記シャフトの端部が前記ストッパ部に突き当たった状態で、前記チューブの一端縁が前記小断面積部の周囲に位置すべく、このチューブの長さ寸法を規制し、前記小断面積部の外径寸法を前記シャフトの外径寸法の1/4〜1/2とし、この小断面積部の長さ寸法をこの小断面積部の外径寸法の2倍以上とした事を特徴とするエネルギ吸収式中間シャフト。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 1/16
引用特許:
審査官引用 (1件)

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