特許
J-GLOBAL ID:200903085443829327
ノルボルネン系付加型共重合体、エポキシ基含有ノルボルネン系付加型共重合体、及び架橋性重合体組成物
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
西川 繁明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-334899
公開番号(公開出願番号):特開平10-158337
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 誘電率や誘電正接等の電気特性、耐熱性、耐湿性、及び熱安定性に優れ、しかも、金属層等との密着性にも優れたエポキシ基含有ノルボルネン系付加型共重合体組成物の提供。【解決手段】 遷移金属化合物触媒により付加重合して製造した非共役の炭素-炭素二重結合を有するノルボルネン系付加型繰り返し単位[A]と、芳香環以外の炭素-炭素二重結合を持たないノルボルネン系付加型繰り返し単位[B]とを含有し、Mn500〜500,000であるノルボルネン系付加型共重合体の非共役炭素二重結合の少くとも一部を酸化剤でエポキシ化したエポキシ基含有ノルボルネン系付加型共重合体と架橋剤とを含有する架橋性重合体組成物。
請求項(抜粋):
式(A1)【化1】〔式中、各符号の意味は、次のとおりである。a:0、1または2である。b:0、1または2である。c:0、1または2である。R1〜R14:それぞれ独立に、水素原子、炭化水素基、ハロゲン原子、アルコキシ基、エステル基、シアノ基、アミド基、イミド基、シリル基、または極性基(ハロゲン原子、アルコキシ基、エステル基、シアノ基、アミド基、イミド基、またはシリル基)で置換された炭化水素基を表す。ただし、R1〜R14の少なくとも一つがアルケニル基または極性基で置換されたアルケニル基であるか、あるいはR5とR6、R11とR12またはR13とR14とが互いに結合して少なくとも一つのアルキリデン基または極性基で置換されたアルキリデン基を形成しているか、あるいはR12とR13とが互いに結合してR12とR13のそれぞれが結合している2個の炭素原子間に二重結合を形成している。〕で表される繰り返し単位、及び式(A2)【化2】〔式中、各符号の意味は、次のとおりである。d:0、1または2である。e:0、1または2である。f:0、1または2である。g:0、1または2である。π:0、1または2である。R15〜R30:それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、エステル基、シアノ基、アミド基、イミド基、シリル基、または極性基(ハロゲン原子、アルコキシ基、エステル基、シアノ基、アミド基、イミド基、またはシリル基)で置換されたアルキル基を表す。ただし、R28とR29とが互いに結合して、R28とR29がそれぞれ結合している2個の炭素原子間に炭素-炭素二重結合を形成しているか、あるいはR27〜R30の2つ以上が互いに結合して非共役の炭素-炭素二重結合を有する単環または多環を形成している。〕で表される繰り返し単位からなる群より選ばれる少なくとも一種のノルボルネン系付加型繰り返し単位[A]、及び式(B1)【化3】〔式中、各符号の意味は、次のとおりである。h:0、1または2である。i:0、1または2である。j:0、1または2である。R31〜R44:それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、エステル基、シアノ基、アミド基、イミド基、シリル基、または極性基(ハロゲン原子、アルコキシ基、エステル基、シアノ基、アミド基、イミド基、またはシリル基)で置換されたアルキル基を表す。ただし、R41〜R44は、2つ以上が互いに結合して、非共役の炭素-炭素二重結合を持たない単環または多環、もしくは芳香環を形成してもよい。〕で表されるノルボルネン系付加型繰り返し単位[B]を含有し、数平均分子量(Mn)が500〜500,000であるノルボルネン系付加型共重合体。
IPC (4件):
C08F232/08
, C08F 8/08
, C08L 45/00
, C08L 63/00
FI (4件):
C08F232/08
, C08F 8/08
, C08L 45/00
, C08L 63/00
引用特許: