特許
J-GLOBAL ID:200903085444144433
液体噴射装置及び液体残量演算方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
恩田 博宣
, 恩田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-186710
公開番号(公開出願番号):特開2008-012804
出願日: 2006年07月06日
公開日(公表日): 2008年01月24日
要約:
【課題】簡単な構成であっても、液体収容部の消費量又は残量を演算する演算機能に液体種個別の補正を加えることができる液体噴射装置及び液体残量演算方法を提供する。【解決手段】インクエンドのインクカートリッジが新品のインクカートリッジと交換された前後において、インクカートリッジ内に収容されたインクパックとケースとの隙間からなる圧力室に、大気圧から所定圧力P2に到達するまで加圧ポンプを駆動して空気を供給する。演算手段は、そのときの空気供給量と圧力室の圧力変化との関係から決まる圧力室の総容積から、交換前のインク総使用量Vendと、交換後のインク総使用量Vintをそれぞれ算出する(S32〜S38,S40〜S45)。演算手段は、インク総使用量VendとVintの差分であるインク使用量ΔVと、そのインク色のインク消費量Rとを用いて、演算手段がそのインク色のインク消費量の演算に用いる係数を補正する(S47,S48)。【選択図】図8
請求項(抜粋):
液体を噴射する液体噴射ヘッドを備えた液体噴射装置であって、
異なる種類の液体をそれぞれ収容する複数の液体収容部が個々に密閉状態に収容された一以上の液体収容体と、
前記液体収容部が液体の導出分だけ体積を減少させることにより容積を増やす前記液体収容体内の室への流体の供給又は該室からの流体の吸引を行うポンプと、
前記液体噴射ヘッドで消費された液体の消費量又は残量を前記液体収容部毎に演算する第1の演算手段と、
前記室の圧力を検出する圧力検出手段と、
前記液体収容部が未使用の液体収容部と交換された交換前後に、当該交換に係る液体収容部に対応する室を含む二以上の室に前記圧力検出手段により圧力を検出しつつ前記ポンプによる流体の供給又は吸引を行わせる制御手段と、
前記二以上の室における供給又は吸引された流体量と圧力変化との対応関係から決まる前記二以上の室の総容積の交換前後の差が交換前の前記液体収容部の消費量に等しい関係を用いて該交換前の液体収容部の消費量又は残量を演算する第2の演算手段と、
前記第1及び第2の演算手段による前記交換前の液体収容部に係る各演算結果に基づいて、前記第1の演算手段における演算機能に当該液体収容部に対応する液体種個別の補正を加える補正手段と
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (15件):
2C056EA25
, 2C056EA29
, 2C056EB20
, 2C056EB21
, 2C056EB34
, 2C056EB44
, 2C056EB56
, 2C056EC15
, 2C056EC17
, 2C056EC18
, 2C056EC36
, 2C056EC37
, 2C056KA01
, 2C056KB04
, 2C056KB11
引用特許:
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