特許
J-GLOBAL ID:200903085483999640

ラマンファイバーレーザー、ブラッグファイバー格子及びケイ酸ゲルマニウムガラスの屈折率変更方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-507511
公開番号(公開出願番号):特表平11-506270
出願日: 1996年07月05日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】本発明は、レーザー技術、ファイバーオプティックス及び集積光学に関し、ゲルマノシリケートガラスから作られたファイバー光学及び導波路素子の分野において、特にファイバーブラッグ格子と長期格子、分散補償器、集積光学導波路等に、産業上の利用可能性がある。本発明は、波長1.24μmと1.48μmで動作するラマンファイバーレーザーを簡素化し、そしてラマン散乱に関連する放射変換の効率を高める問題を解決する。1.24μmのレーザーは、ポンピング源(1)、1〜30モル%のP2O5を含有するファイバー光導波路(2)、ブラッグファイバー格子(3、4)からの11〜39モル%のGeO2を含有するファイバー光導波路の区画を含む。格子(3)は第1のストークス成分のための光共振器の不透明な分散ミラーを形成し、一方格子(4)は同じ共振器のための出力分散ミラーであって、第1のストークス成分が出力側で出てくる。1.48μmのラマンファイバーレーザーでは、第2のストークス成分が出力側で出てくる。ファイバーオプティカル導波路(11)の区画における屈折率は、この区画へ270〜390nmのレーザー放射(12)を導くことによって変更され、この放射はファイバー光導波路(11)の保護ポリマー外被を通り抜ける。
請求項(抜粋):
能動媒質として少なくとも1種の不純物ドーパントを有するSiO2を基にしたファイバー光導波路(2)、ポンピンブ源(1)として1.0〜1.1μmの波長範囲で放射するレーザー、そして一つの共振器を形成する1.20〜1.28μmの範囲内の波長についての分布型レフレクターとして二つのブラッグ格子(3及び4)を含む、ラマンファイバーレーザーであって、上記の光ファイバー(2)が上記の不純物ドーパントとしてP2O5を含有しており、そして上記の分布型レフレクター(3及び4)が第1のストークス成分のための共振器を形成して、当該光ファイバーが1〜30モル%の量のP2O5を含有していることを特徴とするラマンファイバーレーザー。
IPC (5件):
H01S 3/30 ,  G02B 6/10 ,  G02F 1/35 502 ,  H01S 3/07 ,  H01S 3/17
FI (5件):
H01S 3/30 Z ,  G02B 6/10 C ,  G02F 1/35 502 ,  H01S 3/07 ,  H01S 3/17
引用特許:
審査官引用 (8件)
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