特許
J-GLOBAL ID:200903085504377548

高強度および優れた曲げ加工性を備えた銅合金および銅合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  竹中 芳通
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-154939
公開番号(公開出願番号):特開2007-039793
出願日: 2006年06月02日
公開日(公表日): 2007年02月15日
要約:
【課題】高強度化、高導電率化とともに、優れた曲げ加工性を兼備したCu-Fe-P系合金を提供することを目的とする。【解決手段】Fe:0.01〜1.0%、P:0.01〜0.4%、Mg:0.1〜1.0%を各々含有し、残部銅および不可避的不純物からなる銅合金であって、特定抽出残渣法により抽出分離された抽出残渣中の、特定測定方法によるMg量の、前記銅合金中のMg含有量に対する割合が60%以下であるように、銅合金中のMgの酸化物、晶出物、析出物のサイズが制御された銅合金とし、高強度と優れた曲げ加工性を兼備させる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、Fe:0.01〜1.0%、P:0.01〜0.4%、Mg:0.1〜1.0%を各々含有し、残部銅および不可避的不純物からなる銅合金であって、下記抽出残渣法により目開きサイズ0.1μm のフィルター上に抽出分離された抽出残渣における下記Mg量が、前記銅合金中のMg含有量に対する割合で60%以下であるように、銅合金中のMgの酸化物、晶出物、析出物のサイズが制御されていることを特徴とする高強度および優れた曲げ加工性を備えた銅合金。 ここで、上記抽出残渣法は、10質量%の酢酸アンモニウム濃度のメタノール溶液300mlに、10gの前記銅合金を浸漬し、この銅合金を陽極とする一方、白金を陰極として用いて、電流密度10mmA/cm2 で定電流電解を行い、この銅合金のマトリックスのみを溶解させた前記溶液を、目開きサイズ0.1μm のポリカーボネート製メンブレンフィルターによって吸引ろ過し、このフィルター上に未溶解物残渣を分離抽出するものとする。 また、上記抽出残渣中の上記Mg量は、前記フィルター上の未溶解物残渣を王水と水とを1対1の割合で混合した溶液によって溶解した後に、ICP発光分光法によって分析して求めるものとする。
IPC (6件):
C22C 9/00 ,  C22C 9/06 ,  C22C 9/04 ,  C22C 9/02 ,  C22F 1/08 ,  H01B 1/02
FI (6件):
C22C9/00 ,  C22C9/06 ,  C22C9/04 ,  C22C9/02 ,  C22F1/08 B ,  H01B1/02 A
Fターム (9件):
5G301AA09 ,  5G301AA12 ,  5G301AA14 ,  5G301AA20 ,  5G301AA23 ,  5G301AB02 ,  5G301AB05 ,  5G301AD05 ,  5G301AE10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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