特許
J-GLOBAL ID:200903085511989753

累進多焦点レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿仁屋 節雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-092523
公開番号(公開出願番号):特開平8-286156
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年11月01日
要約:
【要約】【目的】 広い中間部と近用部を確保し、全体に揺れの少ない近用、中間視を重視した累進多焦点レンズを提供する。【構成】 レンズの幾何中心Oの上方14mmの位置に遠用度数測定位置F、レンズの幾何中心Oの下方17.5mmかつ鼻側内方2.5mmの位置に近用度数測定位置N、レンズの幾何中心Oの水平方向鼻側1.0mmの位置にレンズの装用者が正面視をしたときに視線の通過する位置であるアイポイント位置Eを設ける。レンズ上の遠用度数測定位置Fの位置を中心として水平右側を0°の基準方向としたとき、30°方向から150°方向に至る略扇形の領域Dfを遠用明視域とし、この領域における非点収差を0.50ジオプター以下にする。さらに、遠用度数測定位置Fとアイポイント位置E及び近用度数測定位置Nの3点を通ってレンズを「鼻側部分」と「耳側部分」に分割する主注視線は、該主注視線によって分割された2つの面部分が該主注視線を挾んで水平方向に非対称となるように構成される。
請求項(抜粋):
遠用度数測定位置Fと近用度数測定位置Nとレンズ装用者が正面視をしたときに視線の通過するアイポイント位置(視野位置)Eとが予め設定されている累進多焦点レンズであって、遠用度数測定位置Fに対する近用度数測定位置Nの付加表面屈折力を加入度(Di )とするとき、該レンズは次の(イ)ないし(ホ)の条件を備えていることを特徴とする累進多焦点レンズ。(イ)アイポイント位置Eにおける付加表面屈折力は加入度(Di )の30%以上50%以下であること。(ロ)該レンズにはレンズ全表面を2分する対称軸が存在せず、右眼用レンズと左眼用レンズとは相異なる屈折表面を有していること。(ハ)該レンズは右眼用左眼用共、近見時の眼の輻輳作用に対応させるべく、アイポイント位置Eは遠用度数測定位置Fの位置よりも鼻側に偏位し、近用度数測定位置Nはアイポイント位置Eよりも更に鼻側に偏位していること。(ニ)遠用度数測定位置Fはアイポイント位置Eよりも10mm乃至17mm上方に偏位し、近用度数測定位置Nはアイポイント位置Eよりも14mm乃至21mm下方に偏位していること。(ホ)該レンズ上の遠用度数測定位置Fを中心として水平側を0°の基準方向としたとき、30°方向から150°方向に至る略扇形の領域を遠用明視域とし、該遠用明視域における非点収差量は加入度(Di )の値にかかわらず0.50ジオプター以下であること。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 眼鏡用のマルチフォーカルレンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-301382   出願人:エシロールアンテルナシヨナル(コンパニージエネラルドプティク)
  • 眼科用累進多焦点レンズ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-311727   出願人:エシロルアンテルナシヨナルコンパーニュジェネラルドプテーク
  • 特開昭60-260917

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