特許
J-GLOBAL ID:200903085555805820

面積型X線検出器、並びに面積型X線検出器及び大面積型X線検出器を動作させる方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-229101
公開番号(公開出願番号):特開平10-170657
出願日: 1997年08月26日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【課題】 フォトダイオードを効率的にリセットすることのできる面積型X線検出器、並びに面積型X線検出器及び大面積型X線検出器を動作させる方法を提供する。【解決手段】 大面積型固体X線検出器12は、フォトダイオード36で構成されていると共に行と列とを成して配列されている複数のセル22を採用している。フォトダイオード36は、充電され、照射線量に比例してフォトダイオード36の電荷を放電させるX線で照射され、次いで、再充電されて照射の量が決定される。イメージング走査に続いて非イメージング走査を用いることにより、暗電流の影響を減少させながらゴースト画像のない状態で、これらと矛盾なくフォトダイオード36の高速走査を行うことができる。非イメージング走査は、電荷の回復のために、イメージング走査よりも長い割合をそれぞれ占める走査時間を用いている。この非イメージング時間を実質的に短縮するために、フォトダイオード36の同時的な非イメージング再充電が行われる。
請求項(抜粋):
あるフレーム・レートで反復的な画像信号を発生する面積型X線検出器であって、(1) 行と列とを成して配列されている充電可能な複数の固体セルと、(2) 各々の列の前記セルに取り付けられており、各々の列の前記セルに送達された総電荷量の読み取り値を供給する電荷積分器と、(3) (a) ある行速度で、一度に1行ずつ行われる前記セルの行の各々についての1回の走査中にわたって、画像信号を収集する工程であって、各々の行についての前記走査は、(i)第1の所定の時間にわたって前記行の前記セルを充電することと、(ii)前記電荷積分器により、前記行の各々のセルに送達された前記総電荷量を測定することと、(iii )前記電荷積分器をリセットすることとを含んでいる、画像を収集する工程と、(b) 前記行速度で、一度に1行ずつ行われる前記セルの行の各々についての1回の走査中にわたって、前記検出器のセルの電荷を回復する工程であって、各々の行のリセットは、前記第1の所定の時間よりも長い第2の所定の時間にわたって前記行の前記セルを充電することを含んでいる、前記検出器のセルの電荷を回復する工程とを実行するようにプログラムされている収集制御電子回路要素とを備えた面積型X線検出器。
IPC (2件):
G01T 1/20 ,  A61B 6/00 300
FI (3件):
G01T 1/20 E ,  G01T 1/20 G ,  A61B 6/00 300 S
引用特許:
審査官引用 (1件)

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