特許
J-GLOBAL ID:200903085596703551

ポリフェニレンスルフィド繊維およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-161397
公開番号(公開出願番号):特開2006-336140
出願日: 2005年06月01日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 本発明は、加熱、溶融時の揮発性成分の発生量が少なく、強度等の物性および溶融紡糸性に優れた(すなわち繊維化後には揮発成分が少なく、高次加工工程での乾燥、熱プレスなどで装置汚れ、装置腐食が減少し、溶融紡糸時には、単位時間あたりの糸切れ回数が少なく、パック圧上昇が小さい)ポリフェニレンスルフィド繊維およびその製造方法を得ることを課題とするものである。【解決手段】 紡糸可能な粘度のPPSを、比較的軽度に熱酸化処理することにより、分子量分布において重量平均分子量をMw、数平均分子量をMnとしたときのMw/Mnが3.5以上4.0以下であり、かつ1-クロロナフタレンに溶解後の残査量が3.0重量%以下とした、加熱、溶融時の揮発性成分の発生量が減少し、溶融紡糸性に優れ、繊維化後の揮発成分の発生量が抑えられ、糸強度にも優れた、PPS繊維およびその製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリフェニレンスルフィドからなり、分子量分布において重量平均分子量をMw、数平均分子量をMnとしたときのMw/Mnが3.5以上、4.0以下であり、かつ1-クロロナフタレンに溶解後の残査量が3.0重量%以下であることを特徴とするポリフェニレンスルフィド繊維。
IPC (1件):
D01F 6/76
FI (1件):
D01F6/76 D
Fターム (7件):
4L035AA01 ,  4L035DD20 ,  4L035EE20 ,  4L035HH04 ,  4L035HH10 ,  4L035MF02 ,  4L035MF10
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭63-207827号公報(特許請求の範囲)
  • ポリフエニレンスルフイドの硬化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-223560   出願人:東ソー株式会社
  • 特開昭58-31112号公報(特許請求の範囲)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • 特願2006-547780号(再公表特許第2006/059509号)

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