特許
J-GLOBAL ID:200903085605415009

可変容量形ポンプの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西教 圭一郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-082947
公開番号(公開出願番号):特開平8-284840
出願日: 1995年04月07日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 可変容量形斜板式アキシアルピストンポンプからの作動油の圧力を高い応答速度で制御し、かつ電磁リリーフ弁からのリリーフ流量をできるだけ小さくすること。【構成】 ポンプからの作動油の圧力を電磁リリーフ弁の制御によって、第1の負帰還回路を用いて目標圧力とし、圧力制御を高い応答速度で行う。リリーフ流量をできるだけ小さくするために、作動油の検出圧力が目標圧力を超えるとき、第1負帰還回路の圧力補正信号に対応する電磁リリーフ弁の圧力オーバライド特性によるリリーフ流量が小さくなるように、作動油の検出流量の信号から圧力補正信号を減算して吐出流量を小さくし、電磁リリーフ弁のクラッキング圧付近の目標圧力でのわずかなリリーフ流量とする。
請求項(抜粋):
(a)可変要素を変化することによって作動油の吐出流量を変化することができる可変容量形ポンプからの作動油の圧力を、電磁リリーフ弁によって制御する可変容量形ポンプの制御装置において、(b)第1の負帰還回路であって、ポンプからの作動油の圧力を検出する圧力検出手段と、目標圧力を設定する目標圧力設定手段と、圧力検出手段からの検出圧力の信号と、目標圧力設定手段によって設定された目標圧力の信号との第1偏差ε1を求める第1減算回路と、第1減算回路の出力に応答し、第1偏差ε1が零になるように圧力補正信号を求めて電磁リリーフ弁を制御する第1補償回路とを有する第1の負帰還回路と、(c)第2の負帰還回路であって、ポンプからの作動油の流量を検出する流量検出手段と、流量検出手段からの検出流量の信号と、入力信号との第2偏差ε2を求める第2減算回路と、第2減算回路の出力に応答し、第2偏差ε2が零となるように可変要素を変化する第2補償回路とを有する第2の負帰還回路と、(d)目標流量を設定する目標流量設定手段と、(e)検出圧力が目標圧力を超えるとき、圧力補正信号と流量検出手段からの検出流量の信号とを演算して、圧力補正信号に対応する電磁リリーフ弁の圧力オーバライド特性による作動油のリリーフ流量が小さくなるように前記入力信号を求めて、第2減算回路に与え、検出圧力が目標圧力以下であるとき、目標流量設定手段からの目標流量の信号を前記入力信号として第2減算回路に与える切換え制御手段とを含むことを特徴とする可変容量形ポンプの制御装置。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 可変容量型ポンプ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-355423   出願人:油研工業株式会社
  • 特開平4-012177
  • 特開平4-203484

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