特許
J-GLOBAL ID:200903085641601021

重荷重用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-328102
公開番号(公開出願番号):特開2003-127613
出願日: 2001年10月25日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】 耐摩耗性を高く維持しながら、トレッドショルダー部の温度上昇を抑制でき高速耐久性を向上しうる。【解決手段】 トレッドゴムGは、途切れ部10を隔ててタイヤ赤道両側に配されるゴム硬度Hcが57 ゚以下のベースゴム片11からなるベースゴムGbと、ゴム硬度Hcが60 ゚以上のキャップゴムGcとを含み、ゴム硬度差Hc-Hbは5〜15度である。ベースゴム片11は、そのゴム厚さTbがタイヤ軸方向内側から外側に向かって実質的に増加し、ベルト外端における、ベースゴムGbのゴム厚さTbとキャップゴムGcのゴム厚さTcとの比Tb/Tcは0.5〜1.5である。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るカーカスと、トレッド部の内方かつ前記カーカスの外側に配されるベルト層とを有する重荷重用ラジアルタイヤであって、前記トレッド部のタイヤ赤道における全トレッド厚さTAと、トレッド端縁からタイヤ軸方向内側に10mm隔たるトレッド面上のトレッド端縁近傍点Pにおける全トレッド厚さTBとの比TB/TAは、1.1〜1.7、かつ前記トレッド部をなすトレッドゴムは、ベルト層に沿ってタイヤ軸方向に延在し、かつタイヤ赤道両側にトレッド巾TWの0.01〜0.30倍の距離gの途切れ部を隔てて配される一対のベースゴム片からなる半径方向最内側のベースゴムと、トレッド面をなす半径方向最外側のキャップゴムとを含む多層構造体からなるとともに、前記キャップゴムのゴム硬度Hcを60 ゚以上、前記ベースゴムのゴム硬度Hbを57 ゚以下、かつ前記ゴム硬度Hc、Hbの硬度差Hc-Hbを5〜15°とし、しかも前記ベースゴム片は、そのゴム厚さTbがタイヤ軸方向内側から外側に向かって実質的に増加するとともに、前記トレッド端縁近傍点Pにおける、前記ベースゴムのゴム厚さTbとキャップゴムのゴム厚さTcとの比Tb/Tcは0.5〜1.5であることを特徴とする重荷重用ラジアルタイヤ。
IPC (2件):
B60C 11/00 ,  B60C 9/18
FI (4件):
B60C 11/00 F ,  B60C 11/00 B ,  B60C 11/00 D ,  B60C 9/18 G
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る